ワタシは首を長くして待っていた。
義母の介護認定調査の結果を！
通常一週間位なのだが、今回は遅い。
（ケアマネさんと遅いね～と話していた。）
もしかしてヨン様、
ワタシの手紙を読んで、悩んでいるのかしら？
この頃のワタシは義父の死後で
あまり元気がなかったけど
そんな中、
不意に、現れたヨン様。（に似てる調査員さん）
冷静に考えると
あれだけ似ているんだから
彼は意識して
ヨン様に寄せていると思われるのだが、
好青年なのには、変わりない。
イケメンは、なんか緊張するね！
義母の元気が出てしまったのも
わかる。
そして、来た。
ラブレター（？）の返事が！
（市の介護保険課からなんだけどね。）
ドキドキしながら開封してからの・・・・
要介護２ ！！
微妙
「やっぱり要介護３はダメか・・・。」
「ヨン様が来たからね・・・。」
（本人じゃないけど）
いささか残念ではあるが
これは
現在の介護認定で
妥当な判断なんだろう。
いまどきの要介護３っていうのは
実際のところ
という３点セットが不可欠。
前年の入院中の義母なら
（病院食を拒否して）
かなり元気がなく
ぼ～っとしていたから何とかなったけど
現在、
ひいき目に見ても
認知症には見えない。
青猫は、これまで
認知症以前の義母の問題（精神科通院歴有）
を強調して、ここまで来たけど
（特養入所含め）
やっぱり、ギリギリのところだったんだろうな。
特養
今回
特養入居条件の要介護３から外れてしまったが、
既に特養に入居済なのと
要介護の範囲内なので
この特養から追い出されることはありません。
（施設によってはアウトなところもあるみたいです。）
介護度が下がれば、月に払う費用も
やや下がるので、悪いことばかりではないのだが
安心してはいられない！！
特養の入所条件が要介護３以上となっている以上、
いつ法律が変わるかもしれないんだよ！？
施設のケアマネさんに報告する
「要介護２にだったんです・・。」
電話口のケアマネさんが、叫んだ！！
「青猫さんのところも！？
実は今回、他の入所者も要介護2の判定が
たくさん出てしまったんです！！
普通、特養の入居者が
３以下になるなんて、これまでなかったのに！
不服申し立てをしましょう！！」
これは、施設的にマズいよね・・・。
そりゃそうだ。
要介護3以上が基本の施設なのに、要介護２の人が
どんどん増えてしまったら
補助金の問題も出てくる。
施設の運営が、成り立たない。
昨今、人手不足や経営難で閉鎖している特養もあります。
この新しい特養も
閉鎖される可能性がナイ訳ではない。
もちろん、不服申し立てに同意し
もう一度介護認定調査を
お願いすることになりました。
対策
義母の
認定調査の時の様子をケアマネさんに報告しました。
・ヨン様（に似た方）が来たこと。
・お義母さんの元気が出てしまったが
歩けないことはアピールしたこと。
・手紙を書いて渡したこと。
ケアマネさんの悲痛な声が聞こえる。
「ええ！手紙まで添えて、要介護２！」
いつもは冷静なケアマネさんが・・・・！
青猫にしても
また調査するとしても
あまり自信がない。
元気そうな義母なら
下手したら要介護１になる可能性もある。
そうなったら目も当てられないよ！！
手紙
認定調査の時間は30分位です。
なので、ワタシは手紙の用意をしました。
時間切れでも、後で読んでもらえるように。
ゴミ屋敷との話題とか本人の前で説明しづらいし。
特養入所の時にも手紙を書きました↓
でも、手紙を読んでも
ヨン様からしたら
義母の様子が判断の基準だったんだろう。
そして、
他にもヨン様に会って、
元気になってしまったお年寄りが
いるんだろうな・・・！
もしや！？
コレが
要介護者を減らす為の
国家の陰謀だとしたら！？
次は誰が現れるんだろう？
松潤！？
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ディーンフジオカ
なんかが現れた日には、
「要支援」になるかも！？
ちなみに青猫は
ディーンフジオカを乗せたことのある
タクシーのおじいちゃんと
話しをしたことがある。
めっちゃ格好良かったそうです。
年配男性ですら、惚れ惚れするイケメン！！
またイケメンに来られたら困っちゃうよ！！
結論
義母の場合、
再 要介護認定調査
今回はケアマネさんと共に参戦です。
青猫は、また手紙を用意してスタンバイ！！
時間になり、来たのは
女性の調査員さん
優しそうな50代位の女性。よかったーー！！
（ケアマネさん、性別の希望を出してくれたのかな？）
この日の義母は、
調査員さんが部屋に入っても
不機嫌顔
なんてわかりやすいんだ・・・。
あまりのギャップに、どうかと思うけど
これが本来の義母
（女性には、興味なし）
始終、仏頂面で、ダルそう。
それでも残念ながら
認知症には見えないのだけど
前回とは大違い・・！
（ちょっと問題アリな方に見えるような気もする。）
援護射撃
今回は、面談の後、
個室で
調査員さん、ケアマネさん、青猫の3人で
話し合うことになりました。
まず青猫は、
書いてきたお手紙を渡して、その場で読んで頂いた。
内容は
・義母は受け答えはしっかりしているが、精神科に通っていたこと。
・もともと片づけるのも下手で、モノを貯め込みゴミ屋敷になったこと。
・セルフネグレクトもあり、1人ではおむつをしたがらないこと。
・セールスマンに貢ぎ、大金をつぎ込んだこと。
・青猫家の事情
・施設に入って、義母の環境は良くなったが、性格的なものは治らないこと。
・特養を追い出されては困ること。
といったことを、箇条書きにしている。
「ゴミ屋敷ですか！？」
このワードには以前の調査員さんも反応していた。
ケアマネさんが援護射撃をして下さる・・・
「お嫁さん、随分困ってらっしゃったんですよ。
このお義母さんには、娘さんもおられますが
何もしない方で。
お義母さんも、何もしない方です！
ここにいる以上、問題のある方です！
糖尿病で、節制がきかないですし、
合併症も繰り返して悪くなる一方です。
前回の調査の時、ここの介護士に
聞き取りをされたそうですが
介護士全員が内情を知っている訳ではありません。
受け答えだけは
しっかりされているから
見た目では、普通に見えるかもしれませんが。
施設では普通に過ごせても
家で一人暮らしできる方ではありません。」
全力アピール！！
「困っているところを助けてくれたのが、
ここの特養だったんです！
おまけにもっと状態の悪かった
義父まで引き受けてくださったんです！
さんざんご迷惑をかけてますが
やっぱりここに居させて欲しいんです！」
それから、
少し話をして調査員さんは帰って行かれました。
後日
また結果通知が来る
結果
要介護 3 ！！
やった！取れた・・・！！
なんかもう、泣き落としに近いような
形でしたが。
ありがとうございます！！
調査員さん、
ケアマネさん！！
応援してくれた皆さんも！！
神様も！
しかし、実際の話
介護認定調査は、ちょっと前よりも
かなりシビアになってきています。
もうホントはワタシ、
誰かや、特にイケメンを前にして
ゴミ屋敷の話とかするのは
結構、恥ずかしいんだけど
なりふりかまっていられない。
ゴミ屋敷のせいで、
自分の大事な何かを
色々失っているような気もする。
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