義母 要介護認定調査 要介護3取得への挑戦

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前回、義父の施設入所が決まり、準備を始めようと

思ったところに、電話がかかってきた。

 

ケアマネKさんからである。

 

「お義母さんの要介護認定を入院中にすることになりました。

付き添いはできますか?

認定調査員と日時を打ち合わせしてください。

あと、調査が終わりましたらすぐ退院になります。」

 

特養にエントリーするのに、認定調査を義両親に受けたいと

Kさんに、お願いしていたからである。

詳細→夫へのイライラ 新しい目標

 

Kさん、仕事が早いですな!!感謝!!

 

ついでに、義父の施設についての決定も

Kさんに伝えました。

詳細→施設見学 長ベスト

 

 

認定調査・・・勝負の時がやってきた。

 

認定調査の方とも連絡を取り、日取りが決まる。

 

 

ここは、

誰が何と言おうと

ワタシが付き添うことにする!

 

夫は、ええ恰好しいだから、まかせられない!!

詳細→夫へのイライラ 新しい目標

 

 

夫にも、言い渡した!!

 

 

現在要介護2の義父母だが

今回は、

義母の要介護3取得への

挑戦である。

 

 

これは大事である。

 

 

要介護3は、特養への足がかり!!

 

 

ちなみに、要介護3っていうのは、以下の状態が基準になります。

 

  • ① 1人で身の回りの作業ができない(掃除、食事、身だしなみ等)
  • ② 1人で立ち上がることができない(片足の立位保持も含む)
  • ③ 1人での排泄が困難
  • ④ 物事の理解の低下や不安行動が見られる

 

ざっと見ると、義母は該当している様に見える。

 

しかし、中には、義母ができることもある。

 

・食事は1人で食べれるし、(好き嫌いは激しいが)

 

・立ち上がりは、つかまるところがあったら、

何とか1人で立てるかも・・?

元気な日は、できるかもしれない。

 

・④の状態は、認知症の有無の状態に思える。

 

しかし、義母は、認知症とは言い難い。

具合が悪いとボンヤリしてるけど。

 

基本、話すと、受け答えはしっかりしている。

まあ、文句とエラそうなことばかりを言う。

行動は伴わない。

 

 

しかし、義母の場合、

「精神疾患」に該当するように思える。

お片付けとか全くできないし、落ち着きがなく、買い物依存。

(だからゴミ屋敷なんだけど)

 

 

会話ができても、家の中をゴミだらけにするのは

立派な「不安行動」のように思う。

 

しかし、総合的に考えると、確実に取れるとは言い難い・・・。。

 

 

現在の要介護2は最低つくと思うけど、3の壁は結構高いと聞く。

 

要介護認定調査というのは、今時は結構シビアなんである。

(超高齢化社会だから、要介護認定を出し渋りがちなんですな・・・・。)

 

 

 

しかし、できることはしよう!!

 

思いきりアピールするぞ!!

多少、強引でも!!

 

何でも言わなきゃ、始まらない。

 

 

ちなみに、介護認定調査っていうのは、家族が忙しい場合は

ケアマネさんがしてくれることもあります。

自然な認定を望む場合はそれでも、良いでしょう。

 

しかし、やっぱり伝えたい事項がある時は

身内が付き添った方が良い!

家族にしか言えないことはあるから!!

 

 

そして、介護認定の日がやってきた。義母の病院に行く!!

 

調査員さんは女性である。

 

見た感じ・・仕事のできそうな冷静そうなお方である。

 

 

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病室の義母の様子を見ると、

気だるげにボンヤリとしている。

体調はあんまりよくなさそうである。

 

日によって、義母は元気で饒舌な日もあるんだけど

元気のない日が調査日とは・・・・!!

 

これはチャンスかもしれない。

 

おまけに義母は病院食がキライで、

入院中は、あまり食べないときている。

 

好き嫌いが多く、濃い味付けがお好みだから

単にわがままなんだけど、

空腹であるのも、入院中の元気のない理由の一つである。

 

 

 

本日は、あまり元気でない方が助かる。

タイミング的に最高である。

 

 

認定調査が始まったので、

認定調査員さんと義母のやりとりを

私は後ろの方に立って見る。

 

ややボンヤリした状態の義母ですが、

弱弱しくも、受け答えは普通に答えている。

 

体力は今の所あまりなさそうだし、

促されても、立ち上がる気力もなかった。

「先日、転んでん。(転んだ)」

とか調査員さんに言っている。

 

この様子だと、体調面は要介護3の

基準はクリアーしているだろう!!

 

 

その間、ワタシは脳みそをフルに動かす。

 

この調査員さんには、何を一番に訴えるべきだろう?

 

 

たぶん、長々と伝えるのはダメだ。

向こうも冷静にお仕事をしているから。

 

ワタシのブログみたいに

長くならないように、気をつけないと!!

 

話が長いと、内容が散漫になりがちなんだよね。

うまくまとまらないし。

余計な話が多くなるし。

 

いや、ここはワタシのブログの話は置いておいて!

 

 

そうこうしているうちに、認定調査は終わった。

 

調査員さんとワタシは病室を出る。

 

 

調査員さんが

 

「今回の認定調査は、施設入所のためのものですか?」

 

と聞いてくれた。

 

 

「そうです!!

できれば特養の順番待ちに早く入りたいのです。

義父もいますが、義母よりも状態は悪く入院中です。

私は育児中で、障害児もいますので、

家で介護することはできません。

環境と資金の理由から、特養に入所希望を出したいのです!

実は、義父母の自宅はゴミ屋敷で、

自力での生活はとても無理です。

よろしくお願い致します!!」

 

 

一気に言った。

 

 

調査員さんは、「ゴミ屋敷」 に反応した。

 

 

「・・・ゴミ屋敷ですか・・!!それはいつから?」

 

 

青猫、たたみかける

「ほぼ9年前くらいからです。

その位から、私は義実家にいれてもらえませんでした。

ただ、元々片付けが、かなり苦手な人だったと聞いています。

こんな状態になって、家の中に入った時に

精神疾患の薬が家の中に大量にありました。

訪問販売等で高額商品を大量に買ってしまうので

義父が止めていたらしいですが、振り切って

買い物を続けるようなところもあったそうです。

自宅に戻すと、きっと買い物をし続けて破綻します。

施設をお願いするしかないんです!」

 

 

 

言ったぞ!!

全部真実である。

 

たぶん、血のつながった家族だと、この内容は

言いづらいと思う・・・・。

身内の恥を口に出さない夫だと

尚更だろう・・・。

 

 

ワタシもこれを、義母や夫の前では・・・

 

言いづらい。

 

ってか、

 

言えねぇ。

(さすがに、そこまでのメンタルはない!!)

 

 

 

「わかりました。

補足事項として、書類に記入させて頂きますね。」

 

そう言い置いて、調査員さんは帰られました。

 

 

なんとなく、冷静で知的そうな調査員さんの目の中に

同情の光があったような気がしたのは

気のせいだろうか・・・・。

 

 

調査結果は、しばらくかかる。

会議などして、総合的な評価で要介護度は決まるらしい。

 

 

言いたいことは、全部言った。

 

これが吉とでるか、凶と出るか!?

 

要介護3は取れるのか?

 

 

何とかやり終えたけど、正解なんて、たぶんあまりない。

 

 

結果が出るまで、

もう、ドッキドキである。

 

 

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ドキドキついでに、こんなおもちゃで子供と遊んでます。

 

介護が、こんなにハラハラするもんだとは、

これまでの人生、想像もしなかったよ・・・。

ちょっとしたお受験みたいな気分。

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