特養の面談 気になる費用

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前回、特養から連絡を受けたワタシ。

色々、手配しております。

 

まず、義母の動向を確認する。

 

夫から特養について連絡を受けた義母は

入所について、特に抵抗はしていないらしい。

 

良かった。

 

義母は、これまで、さんざん老健の文句を

言ってたから、反対しようもないんだろうな。

 

 

ワタシも面談前に、

義母ににパンフレットを届けました。

 

お義母さん、案内を見て検討して下さいね。

ここは新しくて綺麗で、自由な雰囲気が良いと思います。

でも、お義母さんの意思が大事ですよ。

老健の方が良かったら言ってください。

断りますので。」

 

 

おや?前回のワタシのハイテンションは

どこへやら。

一気に、抑え気味な青猫ですね。

詳細→特養からの連絡 神頼みの成果

 

 

 

ワタシの中では

 

「この話を断るなんて、

99%ありえない!!」

 

と、切羽詰まった心境ですが、

 

 

もしワタシが、

 

前回のテンアゲ状態を表面に出すと、

 

 

天邪鬼な義母は、気に入らないだろう。

 

義母には、

こんな駆け引きが必要になるんですな。

 

 

だから、あまりはりきらないようにして、見せました。

 

 

どうせ、義母は

どんな状況でも

何かしら文句とか言う。

(いつ間に、ワタシは預言者になったのか・・・)

 

 

「義母が自分で決めた感じ」

にしないと、全部、青猫の責任になるしね。

 

 

勝算があった。

 

実際のところ、義母にとって、

新しいとか綺麗だとかインテリアなんぞ

そんなに重要でもない。

 

なんたって、ゴミ屋敷を作った

張本人である。

(それでも、綺麗で温かい部屋は快適らしいですが。)

 

 

つまるところ、義母にとって、

一番大事なのは、

 である。

 

 

この特養Sのパンフレットの食事メニューの案内は

現在の老健の義母の食べているダイエット食よりも

美味しそう。

 

特養Sへの移動は、即座に決定されました。

 

 

別に老健が悪いって訳じゃないです。

 

こうゆうのは、

人それぞれの考え方だと思います。

 

健康を大事にするのか、

好きなことをするのか。

 

本人が選択するのなら、

どっちもアリ。

 

糖尿病の義母が、そのまま好きに食べ続けると

持病を間違いなく悪化させます。

 

 

でも、ダイエット食ばかりだと、

義母の文句は止まらない。

 

 

義母はケアマネさんや老健の方に

「私は、田舎料理が好きなんや」

と話していたと聞いたが

そんなのは、嘘。

 

実際好きなのは

カップラーメンとか、揚げ物。

あと、脂っこいおやつと果物。

 

 

 

夫にも、そこは再確認したけど諦めている。

「あのおふくろは、食べ物が全て。

あの年でガマンできないなら、仕方ないよ。

好きな物食べて、過ごしたらいいんや。」

 

こういった判断は言質をとっておかないと、あとで揉めたら嫌なので、青猫は事前に確認します。

 

 

特養でも食事のカロリー等は気を配ってくれるし、

好きな物ばかり食べられる訳ではありません。

 

きっと濃い味が大好きな義母は、平均的な味でも

大満足はしないだろう。

 

しかし、特養は

「老後を穏やかに過ごす場所」

食事規制や、リハビリ等の活動は甘くなります。

 

「義母にとって、特養の方が良い。」

 

割とスムーズに、決定いたしました。

 

立場を置き換えて、思案してみる。

 

いずれ、ワタシだって年を取る。

 

青猫の場合、そもそも糖尿病にならない気がするんだケドね。

味の濃いものは苦手だし、大食漢でもない。

 

でも、お菓子とか、大好きだからなあ・・。

 

ワタシの一番大事な趣味は読書。

だから、

目が見えなくなるのは、一番嫌かな・・・?

 

だから、

食<目(健康)

となる。

 

やっぱり、ヒトによって

何が一番大事なのかは違うものだね。

それを考えて、合う施設を選べるといいね。

 

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面談が始まる。

 

特養Sの施設長さんが

老健まで出向いて下さいました。

 

初めてお会いしましたが

施設長といっても、若い。(男性。30代位。)

たくましい体つきの、マジメな感じの方である。

 

 

感じの良い方であるが、

義母ときたら、紹介してもブスッとしている。

 

 

これからお世話になるのに、勘弁してくれよ・・・。

 

ちなみに、現在担当のケアマネKさんにも

義母はいつも、こんな態度である。(こちらも好青年なのに)

 

 

義母は、

とてもノリが良い人(話好き)とか、

明るいとか、とてもハンサムな男性とか

にしか愛想が良くない。

 

 

施設長さんの

 

「どんな方と話が合いますか?」

 

の質問に

 

「男でも女でも、

自分から沢山話しかけてくれる人やね。」

 

と、即座に答えた義母。

 

 

あまりそうゆうタイプでもなさそうな施設長さんと青猫なんだけど・・・。

やや気まずい。

 

というか、

 

そう言うなら、

お義母さん、もっと盛り上げる努力をしてくれよ・・・!!

 

 

それでも色々、話をする。

 

義母は、施設長さんに

 

「リハビリの時間が減るのは困るなぁ・・・」

 

とか、つぶやいている。

 

 

「お義母さん、今度は個室があって結構広いですよ。

空いたスペースで、立つ練習もできると思いますよ^-^」

 

一応、ワタシはフォローする。

 

そもそも、なにを勿体ぶっているねん・・・。

そんなにリハビリを熱心にしてなかったやん。

 

と言いたい。

 

・・・ちなみに返答は「自分1人だと、やらない。」だって。

 

 

困ってることを聞かれ、

 

「好きでオムツしてるワケやないのに、

色々言われるのは辛いわ・・。」

 

義母は、しおらしく言う。

 

 

いや・・・、それはアナタが一時帰宅の時に

使用済みオムツをあちこちにぶん投げて

 

 

詳細→義母の一時帰宅

 

ヘルパーさんが困っているから、(ついでにワタシも)

 

「ゴミ箱やビニール袋に入れましょうね。」

 

って指導されていることだね・・・。

 

 

そんな言い方をすると、まるで周りが意地悪を言ってるみたいに聞こえる。

内情を知っているワタシの心の中で、

義母へのツッコミが止まらない。

 

 

面談が終わり、施設長さんと話す。

 

大事なことは、

具体的なお値段の確認である。

(案内で、おおよその額はわかっても

細かな費用はよくわからなかったりする。)

 

 

お金は大事です。

 

特養は安い とよく言われますが、特養Sはユニット式で個室代がかかります。なので、特養にしてはお高い方です。入所者の所得額によって払う金額が変わってきます。

 

私たちは、義母の残りの貯金額がいくらあるのか

よくわからないのです。

 

 

しかし、

義実家の場合、義父の年金が普通にあるので

収入が、ある程度ある。

なので、施設費はあまり安くない。

 

むしろ、個室代が加算されますので

老健よりもやや、高くなる。

 

ウチの場合、合計17万円超える位。

しかし!

この金額代はオムツ(リハビリパンツ)代込です。

 

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糖尿病の方は多尿です。しかも義母はサイズが大きい!

こうゆうものも、量が増えると高い。

ありがたい。

しかも、この新しい施設を有料老人ホームに置き換えたら現実、入所金アリの上に25万円以上は確実にかかります。

 

実際、義父の入っている有料老人ホームは、

施設の案内では15万位の金額で掲載されていますが

その上に介護保険料、おむつ等の備品代を加えると

実際の請求額は19~20万円位になっています。

 

 

どう考えたって、義父の有料老人ホームよりも

こちらの特養のほうが、条件が良い。

詳細→人形のホーム 無表情な人達

 

 

やはり、「お願いする」の一択!!

 

 

ついでに

 

 

「実は、近くの有料老人ホームに義父がおりまして・・・。

今は要介護2ですが、お義父さんの方が病状が重いのです。

もし要介護3が取れましたら、お義父さんも

こちらに応募しても良いでしょうか?」

 

 

施設長さんは、青猫の話を聞いて、答えてくれました。

 

また次の募集をする予定があること。

夫婦の入所だったら、優先される可能性が高くなること。

 

 

おお!!!

施設長さんから後光が見えるよ!!!

(さっきの絵だと、施設長さんはマスクしてるのに、

こっちではなくなってるね。これはワタシの作画ミスだけど、細かなことは許して!

最近はみんなマスクばかりだから表情が描きづらい。)

 

 

今度の目標ができた!

次は、

お義父さんを、この特養に入れる!

 

 

お願いばかりしているけれど、

青猫は、お願いしかできない。

介護施設の方達には、足を向けて眠れない。

 

 

青猫にとって、

この介護施設費は

高いけど、全然高くない!!

 

 

特養様、今後お世話になります!!

 

ということで、義母の特養入所の準備をしなくちゃだ!!

 

特養日記~介護福祉士が見た最強ご長寿たち~ (1) (ストーリーな女たち)

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義実家の介護とゴミ屋敷と葛藤と

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