義父の有料老人ホーム生活 Imagine there’s no Heaven

スポンサーリンク

このところ

義母の話題が続きましたが

一方の義父、

こちらも、色々あるのです。

 

 

有料老人ホームへ入所の際、

色々やらかしてくれた義父です。

詳細→有料老人ホーム入所 義父の憤激

 

 

不安しかないけど、ここは見守るしかない。

 

 

やっぱり、イマジンは大事。

 

イマジン:アルティメイト・コレクション(1CDエディション)

新品価格
¥2,300から
(2020/1/22 22:57時点)


ジョン・レノンの「イマジン」は名曲である。

 

ワタシの感想でいうと、

 

すべてが初期化される。そんな歌。

 

想像力って、大事だよ。

 

だから、考える。

 

 

急に自分が弱ったら?

1人で生活できなくなったら?

慣れない環境に放り込まれたら?

考えることが苦手になったら?

 

 

きっと、不安で一杯だろう

 

 

もちろん、色んな性格の人がいる。

変化を楽しめる人はたくましい。

 

 

青猫の場合、

極めて猫らしい性質であるので、

知らない家や環境に慣れるのは

抵抗があるんだけどね・・・。

 

(かといって、

自分の子供と同居したいかというと、

これも気を使いそうで、嫌だったりする。)

 

 

 

義父だって、そう感じたんだろう。

 

 

きっと、

突然始まる

見知らぬ人達との生活は、

未知の世界。

 

一応、施設入居前に

打診や説明もしてるんだけどね。

詳細→義父のお見舞い 家に帰れない

 

 

でも、そうゆうことも忘れちゃったら、

毎日が未知だ。

 

 

でも、結局はみんがそうなんだよ。

 

これまで、

気持ちの用意をしてこなかった

 

と言ったら、身もフタもない。

 

 

だって、人生や老後なんてものは

準備していても、予定は狂ったりする。

 

なるようにしかならないから

準備しない人達がいても仕方ない。

 

 

そして、ワタシ達も、

義両親の変化に合わせて、

準備してゆくしかない。

 

 

でも、義父は体の衰えと認知症も始まって、

頭ではわかっていても、自分の中で、

整理できない事が色々出てきたんだろうな。

 

 

目の当たりにした老人ホームは、

 

まるで、

 

「UFOの中で、宇宙人達の中で生活します。」

 

 

と、例えは微妙だけど

そんな風に、感じたんじゃないだろうか。

 

義父の入った老人ホームのお年寄りは

寡黙な方が多い。

そもそも、お年寄り同士は言葉が通じづらいし、

あまり元気でもない。

 

 

でも、

 

人生を初期化したら

 

全ての生物はもともと、一人きりなんだよ。

 

家族

能力

住所

学校

仲間

仕事

健康

 

全てが運で左右されて、

そんな風に生きてゆくもんなんだよ。

 

足掻きながら、

ひとつの命だけ持って、

皆、生きているんだ。

 

 

だったら、仲良く生きていくしかない。

 

義父にとって、不満は色々あるのだろうが、

 

こちらとしては、

精一杯、しているつもりなんだよ。

 

 

有料老人ホームへ義父の荷物を届ける際、

あまりに重くて人目も気にせず、道に座り込む青猫の図。

 

 

ゴミ屋敷に通う頻度は減っても、

義父がよそでお世話になったとしても、

 

「ワタシは楽してる」

 

とは到底、思えないんだもの。

 

 

正直、自分たちの生活だけでも忙しい。

 

 

施設からも、結構呼ばれる。

 

まあ、

同居するよりは、

かなりマシなのには

違いないんだけど。

 

 

せめて、手伝いはするから

 

未知の生活を、楽しんでくれないかなあ。

 

と切実に願っている。

 

 

 

身内と一緒でなければ、絶対幸せになれない 

 

ってことは、ないと思うんだ。

そもそも、家庭の始まりでもある

夫婦の始まりだって、そもそも他人なんだもの。

 

 

たとえ言葉が通じない宇宙人同士でも、

良い人がいたら、

穏やかに生活できると思うんだ。

 

 

だって、人類はみな兄弟。

ワタシ達だって宇宙人の一種なんだよ。

 

 

 

様子を見に施設に通います。

 

施設長さんの話によると

 

義父は施設長さんに、色々な悪口を

言っていたらしい。

 

 

その内容は

 

夫(息子)→してほしいことや、話すことがあるのに来てくれない!!

 

青猫(嫁)→息子のかわりに、嫁ばっかりが来る!

 

救急車を手配した看護師さん→コイツには拉致された!!

詳細→病院での話し合い 暴れる義父 

 

 

以上の3点につきる。

 

 

 

もう、介護って報われないなあ~~~。

動いてる人間ほど、恨まれるんだから!

 

 

 

そして、最終的に

 

 

「息子にすぐ電話してくれ!!」

 

と義父はわめく。

らしい。

 

 

よくできた施設長さんは

 

 

「ムリいうたらあかんですよ。

お義父さんも昔仕事してはったでしょ?

お仕事中に邪魔できないですよ。」

 

と、なだめてくれている。

らしい。

 

 

この、たぶん義父とあまり年齢の変わらなさそうな

ステキな施設長さんは、

義父の話を優しく聞いてあげているんだろうな。

 

 

 

もうホント、有難いよ!!

 

義父からの度重なる電話に悩まされていた青猫にとって、

こんな方の存在はどれほど有難いか!!

詳細→春の大型新人 電話魔デビュー

 

天国なんかなくたって、良い人っていうのは

確実にこの世の中にいる!!

 

 

しかし、そんな義父は、会っても普通にしている

 

裏では毒づいていても、

義父は、夫やワタシに

面と向かって悪口を言うことはない。

 

 

そして、

 

夫にも、大事だという話はしない。

らしい。

 

(夫は義父に新しいテレビを運んだり、

通院の介助をしているから、

会っていないわけではありません。)

 

 

 

なんだかなあ。

結局、言いっぱなし なだけかい。

 

 

でも、こうなると

案外、身内と離れて暮らすというのも悪くないね。

(直接、罵倒しあったら泥仕合になるもんね。)

 

 

しかも、義父は気付いたハズだ。

 

そう、

 

あのゴミ屋敷で

1人暮らしするよりは

施設の方が、はるかに快適であることに!!

 

あまりモノばかりではない、ミニマムな生活っていいと思うよ。

 

 

案内パンフレット掲載の、美人介護士さんはいないから、

ちょっと期待と違ったかもだけど、

お世話はしてもらえるしね!!

 

もちろん、集団生活の不自由さは、あります。

 

この施設は、

 

寝る時間、起きる時間がしっかり決まっている。

気軽に外に出れない

自由時間があまりない

 

という、

 

入所してから、気づいた欠点がある。

 

しかし、義父も少しずつ、馴染んできたらしい。

 

 

みんなと一緒に「朝の体操」も

積極的にしている

らしい。

 

 

おお!!ちゃんとしてるじゃないの!!

 

 

義父の所に行ったら、笑顔の時もある。

 

義父が見慣れない服を着ていたので、声をかけた。

 

「施設長さんが、くれたんや。」

 

 

義父は、とても嬉しそうである。

 

 

よく見ると、

その服は新品ではなくて

きっと施設のリサイクル品だけど、

施設長さんは、入所者に、足りなさそうな物を色々くれるらしい。

 

青猫としても、

義父が喜んでくれるのなら

とっても助かる話です。

 

 

 

義父は馴染んできたし、

良い老人ホームで、安心したよ!!

 

 

 

 

と、思ったのだが

 

 

光があるところには、闇がある。

 

 

そう、

 

やっぱり、良い事ばかりではない。

 

だんだんと、この有料老人ホームへの

不満が出てくるのである・・・。

 

 

光と闇、二元の統合 覚醒への道

新品価格
¥1,980から
(2020/1/24 00:54時点)

やっぱり、今を生きるしかない。

施設義父
スポンサーリンク
スポンサーリンク
aonekoをフォローする
スポンサーリンク
義実家の介護とゴミ屋敷と葛藤と

コメント