春の大型新人 電話魔デビュー

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もうお亡くなりになりましたが

昔、大原 麗子さんという

女優さんがいらっしゃいました。

 

大原麗子メモリー ずっと好きでいて

超綺麗な方です。

 

子供だった青猫がテレビで

「この顔は本当に綺麗だな」

と最初に思った人はこの方でした。

 

写真見ても綺麗なんだけど、

動いて、微笑んでる姿が特に美しかったなあ

と思う。

 

 

彼女が62歳でお亡くなりになった時に、

その友人達から彼女が

「電話魔」

であったという話が報道されました。

 

「こんな美人でも、年取ると寂しがり屋になるんだな」

 

と妙に印象に残ったエピソードでした。

 

62歳なんて、結構若い。

彼女からの電話なら、ファンだったら歓喜しそうですが、

本音を言える人は限られていますしね。

 

実際問題、いくら友人でも電話が多いと迷惑だろう。

内容にもよるけど。

 

 

ちなみに、青猫はあんまり電話は好きじゃない。

 

受けるのも話すのも、苦手です。

素敵な知らせはウエルカムだけど

「時間とお金の無駄」

に思う。

肉親の中でも、長電話をする人はいないので

あまり慣れていないんだろうな。

 

 

しかし、

この「大原 麗子」さんでもそうなるのなら、

年を取ったら、

みんなも電話魔になるかもしれない。

アナタも私も。

 

 

そして、

 

 

義父も。

 

 

 

 

そうです。

 

義父が電話魔デビュー

 

したのです。

 

 

義父なんて80歳を超えているから、

遅咲きな方ですね。

 

 

 

もともと、少し活動中だったのですが、

それは地下アイドル級なみの控えめさで、

この春、特に売り出しが増えてきました。

 

アイドルになりたい! (ちくまプリマー新書)


しかし、この新人

どうやらやる気はあるものの

哀しいことに才能がない。

 

 

まず、耳が悪いのが致命的です。

 

一方的に訴えかけてくるけど、

こっちの声が聞こえないから

コミュニケーションは取れない。

 

 

(ちなみに義父は、もう文字を書くのも一苦労で

FAXを書くのは無理らしい。)

 

 

内容は

 

次の病院いつ?

とかが多く。

(もちろん知らせているが、忘れるらしい)

 

 

看護師さんやヘルパーさんが来た報告も多い。

ケアマネのDさんの介護計画の話、

宅配弁当が冷たい等の文句。

 

報告系が多し。

短いのは良いが、トークがつまらない。

 

 

一日1~3回ぐらいの頻度で電話が来ます。

外出中してても留守電に残っている。

 

録音内容は

「じいさんです!」

の一言。

 

 

 

自分にさん付は、ちょっと新人らしくない。

挨拶もないし。

 

 

 

通常の電話魔は、どんな方法で来るのか、

よくわからないけど、

義父は素敵な言葉は言わない。

 

大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート

心がね、動かないんだよね。

こうぐっとくるものがさあ~。

(エラそうなプロデューサー風に言うと)

 

 

 

特に義父の場合、こちらの話を

聞こうともしない。

 

本人も電話でコミュニケーションとれないのが

もどかしいらしく、イライラしがちで

言葉が荒くなりがちです。

 

 

敬語は大事。

態度はもっと大事。

 

 

 

電話のあと、青猫はFAXで返事をしたりします。

やはり身内なので、

多少は応援しないと行けないですし。

 

盛り上げるために、文面には

ニコニコした顔のマークをよくつけます。

 

これで一気に感じがよくなる!

 

 

だけど、

こっちが気を使って書いたファックスに、

 

くれる返事がまた微妙

 

 

FAXの

「紙が切れて読めない」

とか

 

「字が乱れて読みづらいところがある」

とか。

 

その反応は、こちらの気持ちが沈む。

 

 

 

挙句の果てに、

 

送っていないFAXも

「届かない」

とか言ってくる。

 

 

 

当たり前です。

送ってないものは届かない。

 

 

 

この、ファンレターが

当然と思ってる横柄さはイカンですな。

 

 

おまけに

 

電話は早朝だったり、
夜だったり、
お出かけ中には携帯電話に。

 

おかまいなしになりました。

 

いくら売り出し中だって、程度があるだろう

 

つまりは、

 

 

ゲリラ型なのが、総じて好感度が低い

 

そうなると、だんだん私も夫もイライラしてきます。

 

しかも、

 

夫には、義母というベテラン電話魔もいる。
(たまに青猫にかけてくる。しかもこっちは長電話である・・・・。)

 

身内とはいえ気の毒だなと思う。

 

巻き込まれる私も、気の毒だけど。

 

 

夜などに、電話が鳴ると、夫は

 

「青ちゃん、電話に出てよ」

 

と言ってきます。

 

この電話活動に心からウンザリしている様です。

 

しかしだ。

 

日中の電話も、

私が対応しているんだけど・・・

 

 

ああ、なぜに電話魔

いや、複数だから電話魔ズ

しかし、魔ズ ってちょっと変かな。

ポケモンみたいに進化する

進化というより、辛苦する

 

これはポエムか

心の吐露なのか・・・

 

 

どちらにしても、

電話魔っていうのは恐ろしい。

 

 

昔、青猫の同級生のモテ男子のお母さんが、

同級生の女子たちからイタズラ電話をかけられ続けたせいで

ノイローゼになっていました。ひどいもんだ。

 

モテ男君のお母さんっていうのも大変だ。

 

電話でノイローゼになりそうな気持ちはわかったけど、

 

こっちは対象が親なのが、何とも言えない。

 

誰にこの苦しさを吐露すべきなのか!?

 

電話魔 (森村誠一短篇コレクション)


実は、このブログの話、

あまりに長々書きすぎたので、続きは次回に持ち越します。

 

電話魔にはならないけど

ブログ魔(話が長い系)になってゆく青猫。

 

次回、は荒れるんである。

 

義父
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義実家の介護とゴミ屋敷と葛藤と

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