義父のお見舞い 家に帰れない

スポンサーリンク

前回、

義母は退院した翌日に、また再入院と

なってしまいました。

 

 

しかし、今度は

 

義父の入院先にお見舞いに行くことにします。(ゴミ屋敷のウンコ君も気にはなるが、人間の方が先!)

複数の介護は、行先が多くなり、

頻繁には通えません。

 

 

ワタシは夏休み後には、義母とは会ったので

今度はお義父さんなのです。

そもそも、ワタシは「お義父さん係」。

(別にきちんと決めた訳ではないが。気持ち的に。)

 

 

しかし、義父の入院先の市立病院は

青猫の家から結構遠い。

電車を乗り継ぎ、徒歩15分ほどかかる距離です。

 

 

子供達が学校に行っている間に向かいます。

 

病院の義父の病室にいくと

お義父さんは、ベッドで

うつらうつらして眠っていました。

 

 

青猫
青猫

お義父さん!お久しぶりです。

 

と、声をかける。

(寝てるのを起こすのは申し訳ないんだけど、

病院の距離を考えると、そのまま帰るのもアレなので

しっかり起こします。)

 

 

「あぁ、青ちゃんか・・・・」

 

義父が目を開け、笑う。

横になったまま、話し始める。

 

 

「もう参ったわ。

看護婦に、家から急に病院に連れてこられてな・・!

びっくりしたわ。」

 

機嫌は悪くないらしい。

 

 

青猫
青猫

8月は暑くて、体調崩しちゃったんですね。

お加減はどうですか?

 

 

「うーん、具合はマシになってるけどな。

でも最近は、みんながリハビリせえって

ウルサイんや・・・。」

 

 

 

訴えてきた。

 

 

青猫
青猫

リハビリはした方がいいですよ。

筋肉、おちちゃいますしね。

 

 

「だって痛いし、足が動かへんもん。

もうアカンわ。」

 

もともと足の弱いお義父さんだけど、

この入院で、さらに足の弱りが、加速したらしい。

 

 

青猫
青猫

痛いのは辛いですよね・・・。

でも、お義父さん。

リハビリは大事だそうですよ。

はやく、退院できるといいですね。

 

夫の話を覚えていたけど、一応「退院をうながす言葉」

をかけてみる。

詳細→夫の苦悩  雲古ポエム

 

 

苦笑いしながら、義父が言う。

 

 

「いや、もう家はあかんわ。

足が、全然動かへんもん。

生活できないわ。帰れないわい」

 

 

本当だ。

家に、帰りたがっていない。

 

 

一時的に言ってるんじゃないんだな。

 

確認終了。

 

 

義父が、退院した後のことを考えなければならない。

 

 

ワタシは、義父の事は決してキライではない。

 

基本的に、穏やかな人です。

しかしこのところ、義父は認知症で性格が変わる時もあるから、

そんな時はツライんだよね・・・。

 

まんがでわかる 子育て・仕事・人間関係 ツライときは食事を変えよう ― はじめてのオーソモレキュラー栄養療法 ―

新品価格
¥1,296から
(2019/9/28 01:44時点)

↑つらい時は食事療法が効果的なのか・・。

 

百歩譲って、

義父とだったら、短期間限定で

青猫家で同居していけそうなそうな気もする。

 

だから、どうしても預かり先がないのなら

引き取ろうと思う。

 

 

でも、実現は難しいかな。

 

とも思う。

 

青猫家は、義実家から結構離れている。

義父の知り合いもいないし、

そもそも、お義父さんも同居は望んでいない。

(昔型の義父母は、近所に住んでいた

夫の兄である長男に介護をお願いする

つもりでいたらしい。

それも叶わなくなったんだけど・・。)

詳細→もう一人の要介護者

 

 

 

青猫家の住んでる家は、古民家で

いわゆる作りがバリアフリーとは程遠い。

車椅子での生活なんて絶対無理だろう。

 

ウチの息子は発達障害もあるから、

ずっと一緒に過ごすと、きっと互いに煩くなるだろう。

 

 

しかし、お義父さんが帰らないと

言い出したら、もう行くところを

考えないと行けません。(頑固だからね!)

 

 

これまでだって、ギリギリの状態だった。

青猫が義実家に通っていたのも

義父が、義実家から動きたくないと言っていたから。

 

義父は、ヘルパーさんへの対応も微妙だったし、

あまりにも物が多すぎるゴミ屋敷だったから

片付けが必要だった。

 

 

そして、担当のケアマネさん達も、

「お義父さんは、施設に入った方が良い。」

と言っていた。

傍から見ても、施設にいる義母よりも、

義父の体調の方が深刻だったんだ。

 

 

 

もう、施設を探すしかない。

 

あきらかに目の前の義父は

さらに筋肉が落ちているし、(足が細い!)

歩くどころか、立つのだって厳しそうだ。

 

しかも、認知症になりかかっている。

(この日は機嫌が良かったけど。)

 

 

ケアマネさんに、

 

お義父さんも保健施設に入れないか

聞いてみよう

 

と思う。

 

 

そして、義父には、

義母が再入院したことも伝える。

でも、反応は薄い。

 

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

新品価格
¥1,404から
(2019/9/30 01:14時点)


もう、自分のことだけで大変なんだな。

 

 

 

青猫
青猫

お義父さん、

お義父さんの退院した後のことは夫さんにも

相談して考えてみます。

車椅子で生活できる場所を探してみますね。

 

 

高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第2版

新品価格
¥1,728から
(2019/9/30 01:19時点)


義父は、うなづいた。

納得している。

 

 

急に、

 

「それ、ナニ?」

 

と、聞いてきた。

青猫のもっているビニール袋である。

 

 

中はコンビニで買った差し入れだ。

 

義父の好きそうなものばかりをセレクト。

[Amazonブランド]Happy Belly エネルギーゼリー マスカット味 180g×30個

新品価格
¥2,879から
(2019/9/30 00:49時点)

ちなみに、入院のお見舞いにはゼリー飲料が特におすすめだよ!!(飲みやすいから)

 

 

食べてください と袋ごと渡すと

 

「子供達も、もう帰りよるやろ?

じゃあ、また。」

 

 

 

早々に、切り上げられた。

 

お義父さん・・・差し入れを早く食べたいんだな。

 

 

花より団子。

いや、

猫より団子。

 

喰いしん坊! 1

やはり、義実家の人達は食いしん坊である。

 

ちょっと気持ち的にがっくりだけど、

遠い病院だし、長引くよりはいいかと

青猫も帰ることにする。

とりあえず、今は落ち着いているみたいだしね。

 

 

青猫
青猫

また、来ますよ、お義父さん。

 

そのまま病室を出て、家に帰る。

 

 

帰ったら、すぐに、ケアマネKさんのいる施設に電話をした。

 

電話のKさんに、

 

・お義父さんがもう家に帰る気がない事

・退院したら保健施設に入れないか

 

を伝え、お願いする。

 

やはり、リーズナブルな滞在場所である

老人保健施設を頼りたい。

 

 

Kさんは、

 

「老健に確認しますね。

でも、すぐには入れないかもしれません。

ショートステイや他の施設も検討された方がいいです。」

 

と言う。

 

 

 

そうだよな・・・・。

どこだって、すぐには入れない。

 

義母の使っていたショートステイや老人保健施設も急だと空きがない。
超高齢化社会だもん。

 

 

ダメだった時のことも考えよう。

 

それからは、介護施設について、検索しながら調べる。

義母の時も調べたんだけどね。

詳細→施設探し

 

義実家の駅の近く

青猫家の家の近く

交通の便の良い所

そして、月額19万円を超えないところ。

(本当言うと、価格はもっと抑えられるととうれしい

長期化することも考えると、義父の年金内でやって欲しい。)

 

 

そういや、

前に、特養に電話したな・・・。

詳細→ある特養へ電話してみた。

 

やや苦い思い出ではあるけども

やっぱり、特養は捨てがたい。

現時点では、義父母は2人とも要介護2である。

この事も、今後考えよう。

 

 

とりあえず、検索サイトを中心にパソコンで調べる。

以下が青猫の探したサイト達です。

 

かいごDB(介護DB)

みんなの介護

 

LIFULL 介護

 

他にも検索サイトは沢山あります。

そして、そういったサイトでは、

全ての施設が掲載されている訳でもナイ。

ただ、この以上の3つサイトを自分の条件で探すと

大方の施設にはヒットするイメージです。

全国の地域の相場もわかります。

 

よかったらご近所の老人ホームの価格など調べてみてくださいね。

結構びっくりするよ!お金を貯める気になれますぞ!!

 

 

 

ああ、義父の施設の問題が持ち上がった。

 

 

でも、すぐにしないことも、あったんだ!!

 

思い出す事など 他七篇 (岩波文庫)

次の日は

誰もいない義実家(ゴミ屋敷)

を見に行くことにする。

 

 

コメント