ゴミ屋敷の孤独　青猫民謡

相変わらず、一ヶ月の一度のペースで

一時帰宅する義母ですが

義父が有料老人ホームに入ってしまったことで

義実家は、基本

無人状態

になってしまいました。

ほとんど、空家になってしまった。

青猫は、義母の一時帰宅の時に、行きます。（掃除もする）

あと、荷物を取りに行くときも。（ついでに掃除する）

義実家のポストの郵便物は青猫家に転送してもらうようにしました。

しかし、直接入れられる広告などもあるので、

たまには、行ったりした方が良い。

ポストが広告で溢れるし。

いかにも

空家です

って感じにも、したくない。

泥棒とか入っても困るし。

特に盗むものもないんだけど。

いや、逆に持って行ってほしいかもしれない。

でも泥棒だって、逃げ出しそうな家

無人の義実家は、ゴミ捨てを阻むものがいなくなり、

掃除はしやすくなりました。

詳細→蓋の双面　義父の裏切り

義父がいると

なかなか処分できないものも

ありました。

義父の部屋の尿の入ったペットボトルとか

詳細→ティータイム　イン　ゴミ屋敷　　キーパーソン問題

義父の部屋の、とても積まれた新聞紙とか。

詳細→ゴミ屋敷のレベル　　　ナイチンゲールに寄せて

ヒトは、いてもいなくても、

とにかく捨てるモノは沢山あるのが

ゴミ屋敷。

一体いつまで続くのか、先が見えないよ。

困ったこともある。

要介護２で取得できた

一週間に一度ゴミを全部回収してもらえる権利が、

見事、剥奪されました。

（ケアマネさんから、連絡が来ました。）

詳細→義父の介護認定調査　区分変更再申請　結果

事実上、空家になってしまったからである。

住人（要介護者）がいなくなったら

理論上、ゴミだって、出るわけがない。

当然っちゃ当然なんだけど、ゴミ屋敷にも

事情があるんだよう・・・。

この分別ゴミ達を、曜日ごとに捨てるには、

何度も、通わなければいけない・・・・。

まだまだ、ゴミはあるのに。

２つの施設にも、結構、呼ばれるから

あまり時間もとれないのに。

この制度は続けてくれると、

すごくありがたかった・・・・！！

そんなわけで、たまに通ったりしています。

これまでの様にすすめても

ゴミも沢山あるけど、

義両親もいないので、

今まで処分できなかったような

多すぎる調理器具、

（ボウルやらオタマみたいなのが何十個もある。そんなにいらない）

着なさそうな洋服、

（洋服山は相変わらずモリモリです。）

かさばるダンボール

（やたら多い！）

も加えて

集中的に処分します。

特に急ぐべきなのは、ダンボール・紙類

ワタシの、ゴミ屋敷掃除の経験から言うと

ダンボール+ゴキブリ

のセット組の発見が非常に多いです。

生体死体含めて、

どうゆうわけかＧというものは

紙類の固まっているところに潜んでおります。

義実家では、ダンボールが積み重なって

無数に放置されているので、

中身を抜いて、処分する作業を繰り返しますが、

こんなふうに、紙で包んだ醤油瓶の底に絡まっていたりします。

これは、絡まりＧ

あとは、

形状的に

ぺったんこＧ

バラバラＧ

ほこりまみれＧ

油Ｇ

剥製Ｇ

赤Ｇ

とか、色々バラエティに富んでいる。

紙封筒から、小さなチャイルドＧが飛び出て来たことも

あったなあ・・・・。

教訓

特に古い紙類のところに、

Ｇはいる。きっと、いる。

まあ、その他の所にもいるんだけどね。

思わず、歌が出てきます。

「ダンボールは～、

Ｇのすみかだ。

くっさいな～。」

妙な歌が、自分の口から湧き出てきます。

なぜか、

これは、演歌調です。

いや、

これは民謡ってやつかな。

労働してる最中に生まれたんだもの。

「袋に入れても～、

どんどんたまる～

ゴミが～

あふれて～

袋が足りぬ～」

昔の人が労働してる際に、歌がでてきた瞬間が

体現されます。

ワタシの心は、日本人。

ゴミ屋敷で１人きりなのをいいことに、

声が大きくなる青猫。

普段は、作曲も鼻歌もしない青猫が

ゴミ屋敷でなら、どんどん歌が作れるよ！！

コレ、いけるんじゃね！？

昨今、ゴミ屋敷は多いらしい。

きっと、青猫みたいにゴミ屋敷掃除してる人

結構いるよ！！

その人達はきっと辛いだろう。

でも、音楽があればちょっと楽しい！！

ワタシ、今からアイドル目指すのは

無理だけど

民謡歌手なら、いけるかも！！

しかし、

ゴミ屋敷民謡？

とても紅白とか出場は、無理だろうな。

縁起悪すぎ。

と、浮かれたり、急に冷静になったりする。

結局

最終的な結論を出すと

ワタシは、孤独だ。

いや、家庭もあるし、幸せなんだろうから

一時的な物だけど、

ひとりでゴミ屋敷掃除をしてる時は、

特に孤独だ。

なんかね。

こうゆうことは、同じ立場の人としか

わかりあえないような

気分なんだよね。

（自分が原因のゴミ屋敷掃除してる方は、ちょっと別。）

まあ、こうやってブログを書いて

憂さ晴らししてる青猫です。

これを読んでる妄想のたくましい方が

感情移入して、同じ気分になってくれてるかも

しれないんだけど。

（そうだったら、なんか嬉しい！）

なんだかんだいって、

寂しいのです。

ゴミ屋敷単独掃除。

お義父さんがいるときは、そうでもなかったのに。

ヘルパーさんだって、もう来ない。

ガランとした空き家は、暗くて、しずまりかえっている。

沢山の物が溢れていて、

いつも処分してるのに、

全然物も気分もスッキリしない。

本当は、身内で

一緒に掃除したいところなんだけど、

誰も協力してくれない。

夫が

「両親がいなくなってから、業者さんに頼むしかない。」

というのも、わかるんだけどね。

でも、ずっと汚い家を放って置くと

もっと被害が広がるような気がするんだよ。

大事な物もあるかもしれないしねえ・・・。

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仲間を作りたいかも

ゴミ屋敷連盟

略してＧＹＲ

経験者のみ募集。

ゴミ屋敷に疲れている優しい人とかが、いいなあ。

そんな人がいるってだけで、ワタシの心は安心する。

活動：ゴミ屋敷掃除のマメ知識の情報交換。

　　　たまに、愚痴を言い合う。

　　　ゴミ屋敷化を防ぐ啓蒙活動

自分の直接の知り合いとかに、ゴミ屋敷の話とかって

しづらいものだからね。

ストレス発散として、理解者は必要だよ。

別な案だけど、

いっそのこと、ゴミ屋敷掃除専門の会社とかに

バイトにいっちゃおうか。

とも考えたりする。

そしたらお金ももらえるし、もっとやる気でるぞ！

でも、車の運転とか下手で、体力のない青猫だから

雇ってもらえなさそう。

掃除する家が増えるから

本末転倒な気もするし。

でも、すごく勉強になりそうだし、耐性がつきそう！

ゴミ屋敷掃除中は、そんなことばかりを考えてる。

要するに

脳内ストレス大放出中。

これから、どうなるのかな

家具とかも多いから、すごくすっきりさせるのは

青猫１人だと無理なんだ。

もちろん、家具動かすまでなんて、

まだまだ到達できないレベル！！

いまだに物は積み上がってるし、

開けていない場所も沢山ある。

幸い、義実家の自治体は、

現在のところ、

ゴミ袋は無料

（回収費用がかからない）

なのだけが救い。

でも、

「万物は～

流転を～

繰り返すからあ～～～～」

「とっとと～～～

ものは捨ててぇぇ～～～～

無料のうちに～～～

お金は～～～～

大事に～～～

だいじだよ～～～～！！！」

せっかくの民謡、

それすらも俗にまみれてしまう。

哀しきゴミ屋敷かな。

なんだ、この終わり方

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