急な展開 成功の光と影

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義父も、義母の特養に入れたいのに

協力してくれない義父のケアマネさん。

一応、頼んではみたけれど・・・

 

という内容の

前回の続き です。

 

 

それからすぐ、

夫が有料老人ホームの義父の所に行ってきた夫。

 

 

「親父の部屋にポータブルトイレがあったよ。

買うのなら、こちらに

ひと声かけてくれても良いのになぁ・・・。」

 

 

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こうゆうトイレです。
 

 

 

 

「ワタシもそれ、全然聞いてないよ。」

 

 

 

というか・・・

 

退所を考えてる時に、購入するものだろうか・・・?

 

 

いや、施設にお世話になっているのは、

重々承知なんです。

 

お義父さんにとって、急ぎの必需品なら、

購入するべきものなんだろう。

 

でも

 

こっちでお金を払うものだし、(請求書では2万円だった。)

 

 

勝手に買うのに、

ポータブルトイレは

存在感があるよ・・・。

 

義父の個室は、実質6畳もない。ベッドと収納棚とタンスが既にある。

そこにトイレなんて置いたら、車椅子で移動しづらい。

 

 

なんとなく老人ホームから、

退所を阻む

メッセージのような気がして

 

 

軽い絶望感を味わっておりました。

 

 

それから10日ほど経って、

 

義父のケアマネさんから、家に電話がかかってきました。

 

ロボットのように、一気に言われる。

 

「お義父さんの認定調査で、

要介護3が取れました。

特養へ移動希望ですよね?

書類を揃えたので、取りに来てくださいね。」

 

 

 

 

え?

ワタシは、

キツネに化かされているんじゃ

なかろうか?

 

 

 

青猫が、

 

「あの?お義父さんの認定調査を、最近したのですか?」

 

と尋ねると

 

 

「はい、ちょうど時期がきましたので。」

 

と、あっけらかんと答えるケアマネさん。

 

 

マジか!!

 

 

思わず、ツッコミを入れたくなったが、ガマンした。

 

 

「いや、アナタ

つい先日、「認定調査はできない」って、

言っていたじゃん!?」

詳細→施設移動の初動 右往左往  

 

って。

 

 

 

一体、何が起きたのか?

 

 

この展開は嬉しいけれど

急に態度が変わると、疑わしい。

 

 

介護認定調査だって

私達は、何も知らされずにいた。

 

お義父さんは要介護3を取れる段階だけど

最近は厳しいから、ワタシが付き添ってフォローしようと思っていたのに。

 

 

しかし、

結果オーライであるので、

文句を言うところじゃない。

 

そう、

感謝すべき展開なんだよ!!

 

 

何かヘンだけど、

ありがたい!!

 

 

このあと、義母の特養に電話して、義父が要介護3をとれたことを

施設長さんに報告した。

特養から老人ホームへ何か連絡したのかと思ったのだが、

そうでもないらしい。

 

とりあえず、青猫はすぐに有料老人ホームに向かう。

 

現れたケアマネさん、

前回とはうってかわって

機嫌の良さそうな顔で迎えてくれた。

 

 

やっぱり、妙だ!!

 

 

とりあえず お礼を言って、

手渡された書類に目を通す。

 

 

義父の普段の様子が記入された内容の書類。

医師からの報告書。

 

確認していくと

 

 

ひとつの項目に、目が釘付けになる。

 

 

 

そこは、義父の行動欄で、

 

☑不潔行為

 

 

とあった。

 

 

「あの、この不潔行為って?」

(これまで、そんなことはなかったんだよ。)

 

 

 

「ああ、お義父さん、

このところ便秘になっていて、

夜中に割りばしを、自分のお尻の穴に

突き刺したんですよ。」

 

 

 

!!痛そうなことを、してた!!

 

 

 

これ初耳なんだけど

こうゆうの、介護業界において日常茶飯事!?

すぐ報告してくれるもんじゃないの!?

 

 

いや、お義父さんが

迷惑をかけているのは、わかった。

 

そうか

 

 

この老人ホーム、

急に厄介になったお義父さんを

全力で退所させる方向へ

切り替えたんだ!

 

 

義父は、入所の時こそは微妙ではあったが、

詳細→有料老人ホーム入所 義父の憤激

それからは大人しく過ごしていた。

 

でも、また状況が変わったらしい。

 

 

義父が妙なことになったのは、

困るけど、

タイミングとしては絶妙だった!!

 

神様の配慮!?

 

 

 

そう、悩んでいたのに

一気に、話が進んだ。

 

 

 

それからすぐその書類を特養へ渡し、

義父の特養への申込みをした。

 

既に特養への記入済の申込書も預けていたので、

即効のエントリー。

 

 

この時点で

この特養への入所を検討されている方は4人位

いらっしゃるらしい。

 

 

これは、

通常の特養の待機人数としては、全然少ないのである。

詳細→ある特養へ電話してみた。

 

 

 

 

あとは、空きが出る順番を待つだけだよ!

 

 

 

そう、ここまでが成功談である。

 

 

正直、ワタシはこの時点でかなり嬉しかったです。

この特養は、とても良い所です。

義母も入所できたし、

配偶者である義父は

そんなには、待たされないだろう。

 

施設長さんも、色んな事情を把握してくれている。

 

 

なんて、

ありがたい!!

 

青猫の望みどおりに、進んでいるよ!!

 

きっと、色々訴えてみたのも、良かったと思う。

 

一番の功績は

「義父のお尻わりばし事件」

かもだけど。

 

しかしこの後、非常にイヤな思いをする。

 

その夜、夫に報告した。

 

 

すると夫は開口一番、

 

「特養は、すぐ入れるって話じゃなかったの?

けっこう待機してる人いて、がっかりしたわ。」

 

 

と、不満気な感想を、漏らしやがった。

 

 

 

「それはお義母さんの入所前の話で、

詳細→特養の面談 気になる費用

時間も経ってるし、状況なんて常に変わるよ。

お義父さんは要介護2で、すぐに申し込むわけにも

いかなかったし。」

 

 

 

「まあ、そうだけど。」

 

 

 

・・なぜ、この夫の、

コメントは、いちいち

癪にさわるのか?

 

 

そもそも、この時代に

特養に入れるのがどんなにありがたいか

教えているのに、わかっちゃいない。

 

夫にとって、義父母は、

預かってくれさえいたら、どこだってかまわないんだね。

 

 

 

「ひょっとして

お義父さんを、特養に引っ越しさせるのは反対?

だったら話を断るよ?」

 

 

 

押し殺した青猫の声に、夫は焦り出す。

 

 

「そんなことないよ。

俺はずっと親父に、特養に入って欲しかったよ!」

 

 

 

 

 

「だったら、そこを目指して動いてるワタシの

モチベーションを下げるような事、

いわないでくれる?」

 

 

 

 

 

「おふくろが特養に入れたのは、青ちゃんはのおかげだよ。

それなのに、おふくろは全然感謝してないもんな。

本当、アレどうしようもないよ。

この間も「特養は話相手がいない」とか

文句言っていて・・」

 

 

 

 

「いや、今はお義母さんの話じゃないから。」

 

 

どうも夫は、こうゆう展開になると

義母の悪口で、話の本題をそらそうとする。

 

本題に関係のない言い回しは、腹が立つのだが。

 

 

 

「お義母さんも特養に不満なら、気にせず退所して

家でも老健でも、本人の好きな様に暮らせばいいと思うよ

ワタシは不可能だと思うけど。

 

とにかく、ワタシはワタシなりに考えて

良い方向に動いているつもり。

その都度説明もして、了解もとって、動いているつもりだけど

何の不満があるの?

本当は、お義父さんお義母さんと同居したいの?」

 

 

 

「いや、同居なんて無理だよ!!

特養に入るのが一番だよ!!」

 

 

 

お義父さんの特養への入所は、決定事項じゃないの

お義父さんの意思もあるし、

問題行動で断られるかもしれない。

私達の態度ひとつで、

先方の考えが変わる可能性もあるの!

この特養以上の所なんて、もう無いから

この話をキメなかったら、もうワタシは

動かないよ。」

 

 

 

オレからも、施設長さんにお願いするよ!!」

 

 

言いたいことは言ったので、ここで話を切り上げた。

 

でも、ワタシは思った。

 

 

夫は、

 

獅子身中の虫

(味方の中の敵)

 

なのではないかと

しかも無意識な。)

 

 

ケンカにおいて、いつもそうだが、

 

今回も、夫は

「義父のポータブルトイレ並み」

にいらない一言を放った。

(このトイレ、結局義父は、落ち着かないと言って

全然使用していない!)

 

 

人生、嬉しいことも有れば、イヤなこともある。

 

まさに、

 

成功の光と影

 

 

私たちの介護は、いつも生々しい。

余計なひと言は、忘れられない。

 

結論

入所を目指すが、

この夫には、まかせられないので

手続きは、ワタシが全部する

と決心する。

 

 

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