特養に行った時の
義父の様子が気になったワタシ。
「お義父さん、もう死んじゃいそうだ・・・！！」
と感じたものの
きっと、
口に出すのは不謹慎だろう。
肉親だと余計に
「悪いことは、考えたくない。」
だろうな。
ずっと信じていたいことってあるから。
でも、夫に言おう。
現実的な話、
生物は誰しも
「亡くなる時」
っていうのは、やってくる。
夫は、これまで、
ヒトを看取った経験がない。
（本人談より）
夫本人が、かなり健康で、他者の弱さを
イマイチわかっていないような所が、ある。
お義父さんの顔色の悪さに
絶対、気づいていない・・・。
とりあえず、晩御飯の後に切り出した。
「今日のお義父さん、とても具合が悪そうだったね？
正直、すごく弱っているように見えたよ・・・。」
「まぁ、あまり元気では、なかったな。
前からそうだけど。」
やっぱり。
「大事な話とか、今のうち聞いておいた方が良いよ。
この先、何年も生きられて、会話とかできるんなら
良いけど・・・。」
「何年もっていうのは、難しいだろうな。」
やんわりと伝えようとしたワタシも微妙だが
正直、何年どころか
すぐに亡くなっても
全然おかしくないんだよ・・・。
「話せるうちが、大事だよ。
ワタシのおじいちゃんは急死だったけど
お葬式の後に、
自分のお葬式の希望を書いた紙
が出てきたんだから。
もちろん、お葬式はすぐしたから
事前には、誰も気づかないワケで・・。」
（「北の国から」の純君みたいな歯切れの悪さである。）
「うちの親父は、そんなこだわりは、
なさそうだけどね。」
「いや、あると思うよ？
お義父さんの宗教のこともあるし、
私たちで適当にする訳にもいかないよ。
たとえば万一、
お葬式をする場合は、
どこでするとか、
誰が喪主をするのか？ とか色々あるよ。
お義母さんがしても
実際に動くのは、夫さん だよね？」
「ええっ！？俺がするの！？
・・でも、あのオフクロには勤まらないだろうな。
・・俺しかいないのか・・・。」
夫よ、そこで本気で驚かないで欲しい。
「喪主は悲しむヒマがないくらいに
バタバタするもんなんだよ。
あぁ！！それに！！
私たちの喪服がっ！！
もう着れなくなっているっ！」
話しながら、大事なことを思い出す。
「・・今あるのは、着れないかな？」
「完全に無理！！」
私達夫婦は、この１０年で
１０キロ以上、太ったんだから！！
いい大人なのに、着れる喪服がない。
ワタシの所有している
喪服は
7号と9号の、2着。
ちなみに、御存じの方も多いと思うが、
（フォーマル服なので、高級プレタポルテ（既成服）の様に
体の小さかった時代のサイズがそのまま採用されていることが多い。）
でも、
喪服は、体のラインを強調してもいけないから
余裕があるのが望ましいんだよね。
7号の喪服は、
青猫5号の時代に購入したものである。
（細かった）
もう一枚の喪服は9号で
スカートのデザインが膝丈。
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これに似ている。
購入した時は２０代。その時は良かった。
今や、青猫9号（上昇中）
には、これだってキツい。
産後に安定してついた腰回りの肉で
膝丈どころか、ミニ丈になっちまいますよ！？
しかも喪主の妻って
お家によっては
黒い着物を着るんだろう。
義実家は、堅苦しくないお家なので
洋服で十分らしい。
きっと、
スカート丈が長めで、落ち着いた感じが
無難だ。
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こんな感じで。
用意しておくべきか
「この辺りに、レンタル服なんてないよね。
近所のフォーマルウエアの店は、専門店で高いんだよ。
ネットで安いものを注文しようかな・・・？」
「オレは何でもいいけど、青ちゃんは買っておいたら？」
夫がそう言ってくれたので、
ワタシの分だけ、頼むことにする。
（本音を言うと、実物を吟味して選びたいのだが、
これもタイミングだろう。
急な出費なので値の張らないものを選ぼうと思う。）
横で話を聞いてた小学生の猫子が
「ねえ、私はその時、何を着るの？」
と聞いてきたので
７号喪服（ワンピース）を見せた。
サイズは、ぴったりで、小学生の猫子に似合った。
良かった。
猫太は、どうしようか。
お下がりで頂いた
フォーマルの黒い半パンツは、ある。
自閉症の猫太は普段と違う服は嫌がるから
 | 価格:1,999円 |
ポロシャツ素材のシャツ（半袖）を注文した。
夫に危機感はない
喪主になりそうな夫が、
一番に喪服を準備をすべきと思うけど
義父の弱っている
この時期に
用意するのが
微妙な気持ちも
わかる。
皆さんに言っておくよ！！
「喪服のセールの時や、何でもない時に
気に入ったものを、用意しておくのが一番だよ！！」
備えあれば憂いなし
子供達にも、伝える
夫のいない時、子供たちに話しかけた。
特にウチの猫太は、
心の準備が必要な自閉症。
急なことに、対応しづらい性質なのである。
「お爺ちゃんの調子が、あまり良くないんだよ。
年齢も高いし、いつ急に容態が変わるかもしれないから
覚えておいてね。
先生から急に呼ばれるかもしれないし、
お葬式で学校を休むかもしれない。
お葬式は、楽しいものじゃないけど、その間は
みんなと一緒に過ごすから良い子にね。」
この子はいつも、こんな調子なのである・・・。
「会ったら500円玉をいつもくれるおじいちゃん」
と言うと思い出した。
正直、この息子は、短期記憶が弱いけど
それでも、
何も教えないでいるよりは、全然マシなんである。
そして、喪服をポチった。
1日間、色々悩んで以下のメーカーの喪服をネットで注文した。
 | 価格:7,800円 |
（今、このお店は閉店セールをしているよ！！安い！！
今月15日までのチャンス！！）
青猫の購入した服は、もうなくて
以下の喪服の様なオーソドックスなデザインです。
↓
| 価格:14,310円 |
11号を注文。
これらの準備は、後に役立つことになったから記録する。
 | 価格:4,800円 |
ワタシは田舎住みだから買ったけど、
ネットのレンタル服も便利そうです。
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