金ボケ、スタート!! ご近所さんへの迷惑

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前回、義実家に銀行員が来て

手続きをしてくれました。

詳細→やってきた銀行員  梅干しの証明

 

その次の日の夕方、義父から電話が来ました。

 

「昨日の銀行員さんが、通帳届けてくれたんや。」

 

珍しく機嫌良く、電話をかけてきた義父。

 

銀行の来訪は約束だから当然ですが、

義父の機嫌が良いのはこっちも嬉しい。

 

ああ、よかったなと

青猫は気持ちよく、寝た訳ですよ。その夜。

まあ、いつも気持ちよく寝てるんですけどね。

 

 

 

ところが翌日の早朝、義父からの電話で

叩き起こされました。

 

 

なんだなんだ!?

 

発表すればするほど、和歌が下手になる。

「ん」から始まるのも妙かと思うけど、ここを見る人は

青猫に上手さを求めてないだろうから、気にしないことにする。

 

 

受話器を取るなり、

 

 

「一体ワシの通帳はどないなっとるんや!?

もう手元にカネはないし、あれがないと困るんや!!!

〇×●▽■・・・・!!!!」

 

 

 

・・・昨日、戻って来たっていったじゃん。

 

 

「おとうさん、昨日、通帳が戻ったって、」

 

 

一応、青猫、声を張り上げますが、多分聞こえてない。

 

 

わめきつづける義父。

 

 

「とにかく困るんや!!〇×●▽%~!!」

 

 

 

いきなり、ブチっと電話を切られた。

 

 

いよいよお金がらみのボケがはじまったか。

昨夜はまともだったのに。

 

 

いや、しかし、

お金にクリーンな青猫なのに、

誤解されたままなのは、とても嫌。

 

ワタシ、使ったお金のレシートとかも取っているし、

義父に頼まれた義父の公共料金等の振り込み等も

記録してるんですよ。はっきりいうと面倒なんだけどね。

 

 

 

しかし、外は大雨だし、本日は予定もある。

どうしたものか、

義実家に行くべきか、煩悶していたら

 

また電話がかかってきた。

 

 

 

受話器を取ると、

今度は、義実家のご近所のおばあさん

からである。

 

この方は、義父と仲の良いご近所さんです。

ウチの電話番号を教えているので、

たまに義父がらみで電話がかかってきます。

 

 

このおばあさん、義父よりもおそらく年上なのですが

大変しっかりされているのです。

 

「そちらのおとうさんに、さっき呼ばれてね。

今、お家にいるのよ。」

 

 

ひえええ!

いつもすいません。

(お義父さん、朝っぱらから呼び出したか・・・!)

 

 

 

「通帳がないない って言ってるのよ。」

 

 

しかし、話せる方が来てくれた。

地獄に仏だ!

必死に訴える。

 

 

通帳は昨日に戻っているはずなんです!

たぶん、おとうさんの部屋か玄関あたりに

通帳があると思うので、すみませんがちょっと

見て頂けませんか?」

 

 

玄関にいたらしい、おばあさん。

 

「あら、これかしら?あ、見つかったわ。

ありましたよ!!!見つかりましたよ!!

・・・・・(義父に渡してるらしい音)

 

もう落ち着いたわ。・・アナタも大変ねえ。」

 

 

 

ご近所さんこそ、いい迷惑である。

(親戚でもないのに)

 

 

「いえいえ、こちらこそご迷惑おかけして!

本当に助かりました!!」

 

 

一安心で電話を置きましたが

こんな時、ご近所さんの存在はとてもありがたい・・・!!

 

義父も、電話だとこちらの言葉が聞こえず、

埒があかないので

困ったらご近所さんへすぐ相談(命令?)するらしい。

 

遠くの親戚よりも近くの他人

 

ってやつだなあ・・・。

 

 

 

 

ほっとしたのもつかの間、

 

ケアマネDさんに話を聞くと

義父は他にも、やらかしているらしい。

 

 

ある日、義父は、お買い物を頼んでいるご近所Bさんに

トイレの洗浄剤を買いに行ってほしいと頼んだそうです。

 

義父にはこだわりがあるらしく、

トイレの洗浄剤は流れる水が色の付く

タイプがお好みらしい。

 

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こんなのですね。
 

しかし、別の洗浄剤を買ってきてしまったご近所Bさん。

 

 

「こんなん違うわ!!買い直してきて!!」

 

 

と、容赦なく言う義父・・・。

 

っていうか頼んでおきながら図々しいな・・・・。心の広いご近所さんである。

 

 

そして、買い直されてきた洗浄剤。

早速、洗浄剤をトイレタンクにセットした義父。

 

 

 

洗浄剤がトイレタンクで詰まり、

水があふれだし、義実家は廊下まで

水浸しに・・・・・!!

 

 

 

慌てた義父。

しかし、自分では何もできないので

電話したのはご近所さん達。

 

 

皆さん出動して、義実家まで

廊下まで溢れたトイレの水を

拭いてくれたらしい・・・。

(どのご近所さんか不明)

 

 

 

 

ええ!?

聞いてないよ!?

ってか、お義父さん、何しとんねん!!!

 

ワタシ、全然知りませんでした。

 

 

 

皆さん、多分、ワタシに、

たまに会っているのに・・・!

 

ご近所の皆さんは、

青猫が色々作業をしているのをご存知です。

 

いつも義実家の玄関ドアを開け放して

大量のごみを何度も運んでいるから、目につくんだろうな。

お話しすることもある。

 

 

メンタル強いな!ご近所さん・・・。

 

話を聞くと、ご近所同士で地域のお年寄りの家を

見回る活動をされているんですね。

進んで色々、手助けしてくれている・・・!

 

 

きっと、いつも謝っている青猫に

トイレの出来事は、言わないでいてくれたのだろう。

(ケアマネDさんには伝えたらしいが)

 

 

なんというのか・・・とても親切な方がいるものだな。

 

 

しかしだ、

お義父さん、そうゆうことあったのなら

報告してくれよ・・・!

自分の恥は言わないらしい・・・。

 

 

 

 

もう、この辺りからワタシは

義父を青猫家の近所に、住むところを見つけて

引っ越しさせようか考えたのである。

(青猫家の近所のアパートとか見つけて借りる形で)

 

〈近居〉の社会学:関西都市圏における親と子の居住実態 (MINERVA人文・社会科学叢書 231)

 

そうしたら、

 

頻繁に見に行ける

ご近所さんへの迷惑は減る

電話の回数も減るかも?

 

という点が解決するような気がしました。

ワタシの実家では、おばあちゃんの家が隣で

母は様子をすぐ見に行けてたし。

 

 

夫とも、相談しました。

 

 

しかし、

 

「更なる環境の激変による混乱」

「馴染んだご近所さん方と離れる」

「慣れていないアパートは、かえって危ない」

「そもそも、適切なアパートが、あまりない」

「かといって、同居は完全に無理」

「入るとしたら施設」

「そもそも本人が、どこにも行かないと言っている」

「せっかく馴染んだ病院、デイサービス、介護関係者の関係が0に戻る。」

「お金も余分にかかる。」

「いよいよ、義母との距離が離れる。」

 

 

冷静に考えると以上の点も気になる。

 

というか、近居の場合の問題点の方が多い・・・。

 

親には一人暮らしをさせなさい

 

やはり、今のままで、頑張るしかない。

 

とりあえず、今は大事件は起きていない。

 

仲の良いご近所さんのご厚意には甘えて、

でも、

あまりアテにはしない様にして。

それでも今後、迷惑かけちゃうこともあるだろうから

たまに、お菓子折り等を持って挨拶に行く。

こちらも、良い関係を築いていくしかない。

義父の認知症の進行度を見て、

何か起きたら、すぐに施設を検討しよう。

 

 

ということになりました。

 

 

幸い、毎日お弁当屋さんやらヘルパーさん達が

義実家に出入りしているので、細かな報告は来るようになっています。

 

 

しかし、大変ありがたい義実家のご近所さん達。

 

後日、

 

「ところで青猫さん、〇〇会に、興味はありませんか?」

 

あ、宗教関係の方達でしたか!!

夫も青猫も、そうゆうの全く興味ないんだよ・・。

お世話になってるから、勧誘されると断りづらい。(やんわり断ったけど)

 

タダほど高いものはない。

 

 

やっぱり、ご近所まかせは良くない!!

 

義父
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義実家の介護とゴミ屋敷と葛藤と

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