夫の告白 

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世の中の夫婦は、ケンカした後、

いつもどうしているんでしょうね。

 

青猫夫婦はよく言い合いをしますが

内容が深刻でない場合は、そのままやり過ごすことの多いです。

 

しかし、前回の様な夫婦喧嘩は

義両親がからんでいるのと、

 

介護は続くよ~どこまでも~♪

2人は 同時に 介護はじまる~

きたない ゴミ屋敷 色々問題~ 

もめごと 今でも続いてる~

(相変わらず、作詞のセンスはイマイチ)

 

といった状況なので、

そのまんまというワケには行きません。

 

 

やっぱり話し合いしましたよ。

 

 

前回、

「介護は俺が全部する」と啖呵を切った青猫夫だけど

 

 

実際問題、無理。

夫は、責任感はあるけど介護へ積極性はないから。

 

夫もそこは認めていました。

 

介護というのは、

色々な助けを借りるとしても

 

しょっちゅう呼ばれる。病院いく。電話もくる。話し合う。書類作る。色々手続きする。問題を片づけないといけない。

 

以上のことだけでも結構忙しい。

 

しかも、義両親の場合、

ゴミ屋敷だわ、歩けないわ、認知症だわ、

相手してくれ電話かかってくるわで、

 

八方塞がり

 

です。

 

 

それに、夫が介護に対してヤル気が出ないのは

 

無理もないのです。

 

この義両親の介護が

 

夫の兄妹も含め、

 

仲良くみんなで協力しようね!

 

といった前提で始まったのなら、

心持ちもずいぶん違っていたでしょう。

 

これに関しては、

全部押し付けられた夫は気の毒でしかない。

詳細→義妹の裏切り

詳細→もう一人の要介護者

 

私だって、

 

こんな押し付けられ方をした日には、

やる気なんぞ1%も出やしません。

 

 

 

ちなみに、夫は料理上手で、子供好きで

良いパパだと思います。

 

 

青猫が妊娠している時も、夫にはお世話になったと思う。

妊娠中の青猫は、つわりはひどいし、切迫早産気味。

家事なんてほとんどできない時期がありました。

 

(なぜ義両親の絵は人間なのに夫は猫なのかという

ツッコみはナシでお願いします。)

 

 

実際、青猫が夫の介護に手伝う気があるのは、

これまで夫に感謝した気持ちであるともいえます。

 

猫の恩返し / ギブリーズ episode2 [DVD]

 

しかし、そんな結構色々こなせる夫が

自分の両親の介護においては、及び腰なのです。

なんで!?

 

 

 

夫は告白しました。

 

仮面の告白 (新潮文庫)

 

といっても、愛の告白とかじゃない。

 

 

 

「俺、本当言うと

自分の両親に触るのとかが

本当に気持ちが悪くて仕方ないんだ。」

 

ええ?

 

それは、下の世話ができないってことかな?

でも、そんな人は結構いると思うよ。

昔、息子が夫とお風呂に入っている時に

ウ○コしたときも、手際よく掃除していたけど。

 

風呂うんち・・・・

 

 

青猫の疑問に夫は続けます。

 

「子供は全然平気。

でも、うちの両親に関しては、どこ触るのも嫌」

 

 

この前、施設に行ったとき、ちゃんと

お義母さんの手を取って歩いていたよ?

 

 

「手をひかないと歩けなかったからだし、

手でも我慢してるんだよ。本当は嫌」

 

 

なんなんだろう。

トラウマでもあるの?

 

 

「昔から、両親との思い出があまりないからなあ。

遊んでもらったこともないし、スキンシップもなかった。

両親は馬鹿だし、性格もそんなに良くないし。」

 

 

そこまでいうか。

でも、今まで旅行に連れて行ったり、親孝行してきたじゃない

感謝の気持ちはあるのでは?

 

 

「それは一応親だし・・・・

もし親が選べるなら、あの親は選んでいない。

だから面倒見る気はあるけど、

直接世話するとかは考えられない

 

 

お義母さんもお義父さんも、欠点はあるかもしれないけど

ちゃんと働いてきたし、虐待もなかっただろうし、

いいところもあったと思うよ?

 

 

「それはそうだけど。なんか生理的に本当に嫌なんだ。

青ちゃんは、自分の親にさわるの平気?」

 

 

平気だなあ。

下の世話は大変かもだけど、しなくちゃいけないならするよ。

あと、お金貰ってのお仕事だったら他人でもできるかなあ。

でも、臭いに弱いから、完全防備で作業したいな。

こんなふうにプロっぽく、形から入ると気合いが入っていいかも。

 

 

「完全に仕事で他人相手なら、俺にもできそうなんだけどなあ。

介護にまつわることが、全部面倒なんだ。

入院の準備とか細々した用意も面倒くさくて仕方ない。

 

 

 

・・・・・・

薄々感づいてはいましたが、やはり夫には

介護のハードルは高かったらしい。

 

 

介護は

男性が総じて苦手そうなイメージがあります。

 

 

もちろん、例外はいらっしゃいます。

 

男性の介護のプロの方は大勢いるし、

一般人でも、男性で両親の介護に携わって、

とても良くやっている方もいる。

 

 

「自分の親だから、妻にまかせるなんてとんでもない。

男もちゃんとするべきです。」

 

そんなことを語っていた男性もいたな。立派だ。

 

 

しかしだ、

こんなお方は、きっと

「少数派」だ・・・・・。

 

 

だって、

 

青猫の父も、介護を全然していなかった。

 

 

しっかり働いていた父だし、母も器用にやっていたから

別に父が悪いというわけじゃない。

父は手を出さなかったけど、お金は出したし、口は出さなかった。

 

 

夫も、青猫父に比べると、よくやっている方だ。

義父母の病院の付き添いとかもしてるし。

 

 

夫は

 

「青ちゃんが行ってくれるのはありがたいけど、

無理しておやじのところに行かなくていいから」

 

と言いました。

 

 

・・・しかしなあ。

 

あんな不潔な環境で、

体の弱い人間を冬に放っておいていたら

死んでいたと思うんだけど。

 

私、鬼畜じゃないので、そこはあまり後悔しないぐらいには

やっておきたいですが・・・。

 

 

 

話合いの結論
お互い無理をしないようにする
義両親はどちらとも今後、施設での介護を検討する

 

 

とりあえず、夫も同居を考えていなさそうなので良かったです。

 

 

そのあとの春休み中は、義実家に行かないことにしました。

もともと春休み中は行けないと伝えていたし。

義父とも少し距離を置いた方がいいでしょう。

 

義母も義実家に一時帰宅しますが

送り迎えもショートステイの施設の方がしてくれるし、

ヘルパーさんも看護師さんも行ってくれるので

行かなくても大丈夫です。

 

義母の一時帰宅中、

やはり、義父はイライラしてたみたいですが

特にトラブルもなく、義母の2泊の滞在は終わりました。

 

だってね、ずっと義実家で夫婦をやってきたんだもん。

喧嘩しても、何かあっても、本人達の責任です。

 

 

私はしばらく義実家に行かずに過ごしていたので

気分が少し楽になりました。

家族旅行にも行ったし。

 

それでも、義両親から

電話が来るたび、重い気持ちになりましたが・・・。

 

ちょっと距離をおこうと決めたら

少し楽になったのも事実です。

 

しかし、そんな呑気な状態も続くわけがないのが

介護なのですが・・・・。

 

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義実家の介護とゴミ屋敷と葛藤と

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