ヘルパー契約 in ゴミ屋敷

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いよいよやってきました。

義実家でのヘルパー契約&話し合いの日が。

 

習慣的に、お茶を出したいところですが

ありがた迷惑のように思えたので、省略。

 

場所は義父の部屋(それしかない)

 

最終チェックで

皆さまが来る前にガムテープで床の絨毯の汚れをとります。

(掃除機はまだ出てこない)

 

義父の部屋は小さな電気ストーブしかついておらず

寒い・・・!

 

エアコンのリモコンをつけたら動かない・・・

(リモコン電池切れ)

 

 

義父「エアコン嫌いだからずっとつけていないわ~」

 

ええっ!!みな様が来るのに、

 

寒いよっ!!もう!!

 

 

ふと、目に入りました。

 

義父の椅子の影に

汚いプラスチックのボトルが4本ほど・・

 

(これは処分し忘れていたな・・・)

 

と思って手に取ると

 

義父「触ったらアカン」

 

私「??」

 

義父「それはトイレに・・間に合わない時にしてるんや・・・・」

 

私「!!」

(これにおしっこしてるんだ!!!)

 

 

その時に

 

ピンポーン

 

皆さま、ご到着です!

ゴム手袋を外して

あわてて玄関に行くと、

 

あら!

 

 

なんか、皆さん素敵な方ばかり・・・!

 

優しそうだし、とてもおしゃれ!

仕事の合間に寄ったと言うヘルパーさん達も

動きやすそうな格好なのに、品が良い!!

 

 

特に、地域包括センターのTさんが、

若くてびっくり!!(大学生ぐらいに見える)

 

電話で何回か話したことがあるのですが、

この時に初めてお会いしました。

落ち着いた話し方と職業のイメージで、

もっと年上の人を想像していましたが、可愛らしい・・・!

 

なんか・・・・みなさん

 

 

 

 

場所が似つかわしくなくて・・・

申し訳ないです!!

おまけに寒いのです・・・!!

 

皆さん、コートのままでどうぞ・・・・。

 

(リモコンの替え電池が見当たらないのです・・・。

物は沢山あるのに!!)

 

 

名刺と挨拶を交わします。

 

ヘルパーさん2名

施設長さん

ケアマネDさん

ヘルパー事務所の施設長さん

地域包括センターTさん

やはり6名

 

 

義父、女性に囲まれて、

なんか嬉しそう。

 

 

色々質問を受けて、話をしています。

 

私は、言われるままに数々の書類、

そしてヘルパーさんの契約書の

説明を受けながら、廊下でサインし続けます。

(とにかく介護の世界では契約書が多いらしい)

 

 

義父の脱線話が、大いに炸裂していましたが、

さすが皆さんプロフェッショナル!!

 

話をさりげなく方向転換し、

盛り上げながら、

決定事項を進めていってます!!

 

次の週から、義父は

 

・毎日の昼食(お弁当)の宅配サービス
・ヘルパーさん週2回(一回一時間)訪問

を利用する事が決まりました。

 

 

この段階の費用的なことを言うと

お弁当は一食400円位。(毎日、届けて安否確認してくれるメリットが大きい!)
ヘルパーさんは月5000円位とのこと。(介護保険利用。義父の場合)

 

 

私は、義父の介護度の

再申請についても聞いてみました。

 

・義父の足がかなり弱っていること

・トイレも間に合わないことがあるらしいこと

(これは、部屋にボトルがあったのでわかりやすかった)

・手紙が来ても、扱いに困って、妙な行動をしてしまうこと

・耳もほとんど衰えていること

・家の片づけをしているけど、できれば要介護2をとって

市のごみ収集サービスを利用したいこと

 

皆さん、真摯に聞いて下さいました。

おそらく、再申請したら要介護は出る可能性が高いと

皆さん、思った様子。

 

そして、次の介護認定調査の時は、

ケアマネのDさんが義父に付き添ってくださるとのこと!!

 

再申請の手続きもして下さるそうです。

あ、ありがたい!!

(前回の様な夫の付添だと義父は

また、がんばっちゃうだろうと予測)

 

家の現状についても細かく話します。

家族の事情、現在の状況、

私の片付けの状況・・・。

 

皆さんにも一階の部屋等を見てもらったのですが

 

「床にモノが多いね・・・」「これは通りづらい」

「手すりもあるけど、モノが下にあるから意味がない」

「なんか、台所もすごいね。鍋とかすごいある。料理するんだね。」

「なんか臭いがするね・・・」「醤油の臭いかな」

 

皆さんの感想は的確です。

(本当は尿臭もあるはずですが、

そこは口に出さないでいてくれるらしい)

 

 

その時、地域包括センターのTさんが

ちょうど入ってきて、台所を見て叫びました。

 

「わぁ!!すごく綺麗になっている!!」

 

Tさんだけは、掃除前の義実家に入ったことがあるのです。

そう、義母が倒れる直前に・・・・。

 

 

皆さん、ひっくり返りそうになっています。

「この状態で・・!?」

 

 

Tさん

「いや!これはかなり片づけた後ですよ!

もっと本当にすごかったんですよ!

色々積み上がっていて、

足の踏み場もないくらいで!!」

 

 

(わかってくれるのは貴方だけだよ!Tさん!!)

 

しかし、この素敵なTさんは、ケアマネさんに担当を引き継いだ

ことになるらしく、もう会えないそうです。残念。

 

でも、Tさん、

その一言で私は救われました・・・・。

ありがとう!!

 

 

その日、帰宅してから

ケアマネDさんから電話で話した夫は

 

夫「Dさん、青ちゃんのこと、とても誉めていたよ。」

 

私「嬉しいけど、こちらは至らないこばかりでねえ・・・。

皆さん、綺麗でお洒落で、優しかったし、

キラキラしてて天使だよ。

あたしゃ、皆さんがまぶしかったよ・・・。」

(ちびまる子ちゃん風に答えときました)

 

この日は、

義実家は寒いわ汚いわ、お茶すら出せず

本当に申し訳なかったのですが

福祉の現場で働く皆さん方とお会いできて、

本当に良かったです。

 

なんていうのかな。

色々話せる相談者ができて、

安心できたし、ひたすら嬉しい!!

 

片付けもまだまだだけど、やって良かった!

 

 

教訓:困ったことがあったら専門家に相談すると道が開ける

 

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