夏休みの終わるギリギリで
関西に戻った青猫親子です。
「子供達の宿題、間に合って
良かったな・・・・・。」
と、久しぶりの登校にホッとしていたら
ケアマネKさんから、お電話が来た。
近況を話し、本題はというと
「お義母さんの病院から連絡を受けまして、
近日中に退院して欲しい とのことです。」
もう退院!?
予定よりも早いよ・・・・。(9月末だと聞いていたけど)
夫にも頼まれ、
「退院前の話し合い」に、ワタシが行くことになりました。
話し合いの日は、退院の前日でした。
義母の病院に早めに行き、
義母の入院代を早めにお会計をすることにします。
(退院当日だと、バタバタするので。)
最初に、病院の会計カウンターに行くと
「請求書は病室にあるので、確認してください。」
と言われ、義母のいる病室に向かいます。
夏休み明けなので、義母に会うのは約一か月ぶりです。
病室の義母のベッドの閉まったカーテン越しに
「お義母さん。」
と、声をかけると
「青ちゃん・・・。入ってええよ。」
と小さな声が聞こえます。
うん!?
なんか、弱弱しい・・・・?
義母が、ベッドに横たわっています。
薄目を開けていて、気だるげです。
なんちゅうのか、いつものこう・・・
義母特有の
猛々しさがナイ。
反応が薄い というのか。
他に元気のない時もあったんだけどね。
義母に明日退院する話をして、荷物を確認します。
病院の請求書が来てるか
尋ねたら
「きてへんよ。」
と言うので、
また受付に戻ります。
受付に戻り、再確認をお願いすると、受付の人がバタバタしている。
「申し訳ございませんでした!!
書類をどこかに廻してしまった様です。
少々お待ちください。」
・・・・
なんか愚痴になるんだけど、
青猫はこうゆうことで足止めを喰らうことが事が多い。
自分は悪くないのに、不良品をつかまされたり、
間違われたり、自動ドアが開かなくなったりとかそうゆうの。
まあ、結構慣れてるんだけどね・・・・。
そして、待つこと30分以上・・・・。
何回も謝罪され、
いやそれよりも話し合いの時間が
迫っているから、早くしてと時計を見つつ、
会計を済ます。
ドロボウ病院は、時間ドロボウ病院でもあった・・。
それから、夫に言われた通り、
待ち合わせ場所である老人保健施設に行く。
病院からは徒歩圏内。
時間が迫っているので、走る!!
しかし、
到着した老健のロビーには、
誰もいない。(2分遅刻)
遅刻してしまったから?
と思いつつ、
変に思い、仕事中の夫にメールをすると、
しばらくしてから
夫から着信がある。
「ごめん!ケアマネさんに連絡したら
待ち合わせ場所は、病院だった!」
!!
な、なにぃ・・・!?
移動しなくても、よかったんかい!!
夫め~~~~~~!!!
重要なことを間違いやがって!!
時間がないから、電話は切ったけど
もう激オコである。
わざとではないんだろうけど
恨めしい・・!!
いっそのこと、幽霊に変身して瞬間移動したくなる。
病院まで、走りながら戻ったけどね・・・。
病院の指定された部屋に行くと
Kさんを始め、状況をご存じの皆さんが、
ニコニコしてお待ちになっている。
平謝りである。
「申し訳ございません・・!!」
恐縮する青猫に、
いや~、大変でしたねと
皆さん、とても優しい。
いつも、思うのだけど
ケアマネさんとか介護関係の方は
皆さん、いつも笑顔で寛容である。
青猫の脳内プレイヤーでは
沁みるぜ・・・・・・!!
疲れた体に・・・・!!
(やや抜け殻化して、表情が死んでるけど。)
そして、引継ぎ退院会議が始まる。
「お義母さん、病院の食事を
あまり摂られないんですよね・・。」
顔を曇らせた看護師さんが言う。
義母は、好きな麺類くらいしか食べないという。
(お義母さん、それでも太ってるんだけどね・・・。)
でも、糖尿病でインスリン注射を打っているので
食べないのも、良くないらしい。
どうやら、これが退院の早まった原因
に思える・・・。
次は、施設の担当者の方が自己紹介をして下さる。
「ショートステイの○○です。^-^」
あれ?
そのショートステイは以前に
義母がお世話になっていた所だね。
青猫は、今回も保健施設に戻ると思っていたのだけど・・・?
尋ねると、
退院が急遽決まったものの、保健施設に
すぐに空きがないので
空きが出るまで、最初にいたショートステイに
お世話になると、
話がまとまっているらしい。
そこのショートステイは遠い立地にあるのだけど、
義母が気に入っていた施設ではあるので
その点は、あまり問題ない。
そして、プロの方々の医療用語が
青猫にはよく把握できないまま、話し合いは終了する。
(いつもそんな感じ。わかったフリだけはしている。)
そして、その翌日は退院日である。
退院も、青猫が付き添います。
ショートステイに入る最低限の荷物を持って、
義母の所に迎えに行きます。
義母はというと、昨日にも増して、
しんどそうに
横たわっている・・・。
でも、退院するよと、声をかけると
「青ちゃん、鏡とクシもってきて・・・。」
といいながら、動きだしたので、
ちょっと安心する。
(おしゃれ心が発動したらしい。)
そこに、ショートステイの施設の方が迎えに来てくれました。
義母の老人保健施設に置いたままの荷物は、
これから介護車で老健に立ち寄り、
荷物も一緒にショートステイに向かって下さるとのこと。
ありがたい。
義母は車椅子に乗り、
運転手さん、施設スタッフさん、青猫も
介護車に乗り、保健施設に向かいます。
保健施設に着くと、スタッフの方々が、待っていてくれました。
台車で義母の置きっぱなしだった荷物を運んできてくれます。
・・・・!
こんなにあるの!?
夏物だけで!?
ダンボールに詰められた義母の荷物。
7個ほど。あとは紙袋とかバッグも沢山!!
杖も3本位ある・・・。
(*おむつや寝具等は含まれていません。)
これを、入院期間中、
老健は預かっていてくれたんだな・・・。
申し訳ない気持ちになる。
文字通り「お荷物」である。
施設のスタッフの方が
介護車に義母の荷物を次々に座席に
積み込んでくれます。
・・・・・・
しかし、これを全部、車に詰め込むと
ワタシの乗るところがない・・・。
「青ちゃん、乗って」
と、臆面もなく言ってくる義母。
(いや、物理的に乗れないっすよ・・・!!)
荷物でいっぱいの介護車。
施設スタッフさんの判断は早かった!
「あ、もう、ここでいいですよ!!
あとは大丈夫ですから^-^!!」
スタッフさんの爽やかな笑顔を残して、
ショートステイの車は発車して行きました。
ううむ・・・。
ショートステイは遠いけど、
一応、今日は最後まで付き添うつもりだったんだけどな。
しかし、遠くにあるショートステイに
あの量の荷物が、運び込まれると思うと
相変わらずゲンナリする・・・。
(滞在期間はおそらく、そんなに長くならないのに。)
こういったとは初めてじゃないんだけどね。
夫は、たまに増えすぎた義母の荷物を
持って帰ってくるけど、
それだって、かなりの量だ。
(青猫家もゴチャゴチャしてきている・・!)
義母の手にかかると、
荷物がどんどん増える・・・・。
(一時帰宅の時に、ゴミ屋敷から運びこんでくる。
あと、施設で作ったものとかも増えてくる。)
そして、その夜、
お疲れな青猫に、ある連絡が入るのである・・・。
つづく。
(絶対、良い連絡のハズがない。)