義実家の介護とゴミ屋敷と葛藤と

失われつつある心 

無事

要介護3をゲットできた義母です。

認定調査の結果 ゴミ屋敷の代償

 

とりあえず良かった。

一安心。

 

 

 

しかし、前回で感じた

 

何かを失った気分

 

は、くすぶり続けております。

 

 

 

 

この

 

失った何か 

なんなのか? 

 

ちょっと自問自答。

 

 

皆様にとって

どうでも良いことですが。

 

 

色々思う。

 

まず、

 

プライド(自尊心)

 

 

が思いついたけど

 

それは、ちょっと違っていて。

青猫にも多少のプライド位はあるが

義母の分まではない。

 

 

 

 

羞恥心

 

とも少し違う。

 

「自分の恥」なら羞恥心で合っているんだけど

「義実家がゴミ屋敷」なのは

ワタシのせいじゃない。

 

 

 

 

うーん・・・

(ちょっとと言いながら、結構考えているよ!)

 

 

 

 

「見栄」なのか?

 

これは近いけど・・・でもニュアンスが違うんだよね。

そもそも、あまり義実家には期待していなかったから。

 

 

なんというのか

もうちょっと自分のアイデンティティ

直結するような感情で・・・

(小難しいな!)

 

 

 

 

そうか!

 

 

 

この介護で、消耗してしまったのは、

 

乙女心だ・・・!

 

乙女心・・・少女の感じやすい心。無邪気で素直な少女の気持

 

 

と認識した次第です。

 

 

 

このオバサン猫は一体、何を言いだしているのか・・・?

 

 

 

まあ、聞いて欲しいんですよ。

 

 

青猫にとって、

 

乙女心の大事率は

少し高い。

 

大事率(だいじりつ)

書いた本人も初めて聞いた。

 

 

 

現実問題、年齢的にも環境的にも

乙女とは、とても言い難いのだが・・・・。

 

 

 

 

でも、精神位は自由にさせて欲しい!!

 

 

乙女は、常に心の中にある!!

(言っておくけど正気です。)

 

 

 

↑ 誰!?

美しい物に出会ったら、初々しく喜べる!

恥を細かく認識すること!

周囲の目を気にしない強さを持つ!!

 

とゆうのが、

 

 

青猫の考える

乙女の美しさ

 

感覚はフレッシュでいたい。

もちろん、外見もステキな方が良い。

 

 

青猫、

わりと、夢見がちなタイプです。

 

でも、こうゆう気持ちは

誰でも形は違っても、それぞれあるんだろうと思うよ。

 

 

 

一体、介護のブログで、ワタシは何を語り出しているんだろう。

 

 

介護乙女道!!

 

だから

 

青猫は、

 

介護をするにしても

 

乙女心を伴いたい。

 

 

 

 

ワタシとしては、

 

赤ずきんちゃん位の

スタンスを希望。

あくまでも善意のお使い。

寄り道をする余裕もある。

 

 

 

しかし、

青猫のおばあさん(義母)

の家はゴミ屋敷

 

 

この絵面が悪すぎた。

G群上のアリア  Air on the G group

 

 

 

もちろん

 

介護なんて一筋縄ではいかない。

 

ワタシはまだまだ、生ぬるいことを

言ってるのかもしれない。

 

 

でも、赤ずきんちゃんの話も、

結構エグいから、勘弁して欲しい・・・。

 

 

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結局のところ

 

最初は

「おじいさんも、おばあさんが困っているから」

 

 

と動き出した

 

 

青猫の気持ちが、

随分、色褪せた 

ってことです。

(もう水色猫かもしれない。)

 

 

 

そして、

 

ワタシだけではなく

 

夫の気持ちも、何かと色褪せた。

夫 VS 義妹 兄妹喧嘩 夢が散る様

性急な請求 相続の寄与分

 

 

 

 

正直、

介護を初めてから

夫婦関係も色褪せたと思います・・。

 

 

義実家と縁とか切りたくなる時もあるんだ。

 

 

しかし、

 

当の義母は、相変わらずです。

 

 

悪口が大好きな義母は

 

 

お世話になっている施設の文句も

よくこぼす。

 

 

 

「話し相手がいないから、つまらないんや。」

これが一番の不満。

でも優しい介護士さん達が沢山いて、いろいろ楽しいことをさせてくれているのだが・・・。

 

 

 

 

 

「入居者で困った人がいるんや。」

 

これは、認知症の方も多いからね。

廊下に寝転がっている人やずっとブツブツ言う人もいたりします。

でも、お義母さんだって

家に居たら充分困る人だよ!?

ゴミ箱にゴミをいれられないんだもん。

 

 

 

「ごはんの味がいまいちなんや。」

この施設は、彩りのあるステキなメニューで

外部からの評判も良いのだが

濃い味付けが大好きな義母には馴染まないらしい。

 

 

 

「施設長さんが、私に愛想が悪いんや。」

 

施設長さんは真面目な方なので、ヒトを笑わせるような

話し方をしないだけのことなのだが。

そもそも、義母を入所させてくれた恩人なんだけど。

 

 

 

恵まれているのに、よくこんなに

文句ばかり言えるもんだよ!!

 

 

 

さらに

 

何かあったりすると

 

 

 

「大事なお茶碗を割られたんや!

看護師が割ったんや!

あれ、気に入っていたのに!」

 

 

 

「マグカップが無くなったんや!!

きっと盗られたんや!」

 

 

と、必要以上に怒る義母。

(正直、安い食器ばかりです。)

 

 

 

代わりの物をすぐに用意しても、

 

 

いちいち文句をつける。

 

「これ、重たすぎるわ。」

 

 

とか

 

 

「大きすぎる」

 

とか

 

「これだと小さすぎる!」

 

とか。

 

 

 

「もう、何してやっても

おふくろは文句ばかり!!」

 

 

夫も毎度、母親に呆れている。

 

 

 

ホントに・・・なんなんだろうね?

 

 

 

お茶碗もマグカップも、義実家にもり沢山あるのに。

 

 

でも、失ったら

 

 

毎度、

「大事だった!」

と、大騒ぎをするのだ。

紛失したバッグ

写真立てと毒づき Back to the hospital

 

いずれも貴重品ではない。

 

 

 

きっと、義母にとっては、

 

息子

 

も、そうだったんだろうな。

 

 

 

 

ドヤ顔 義母

 

「わたしら夫婦は、あんまり仲良う

できへんかったのやけど、

青ちゃんとこは、○○(夫)が優しいからな。

うまくいってるやろ?」

 

 

 

と、義母が青猫にドヤ顔で聞いてきた。

 

 

 

 

 

いやね。

 

 

 

それを聞かれた前日、

夫と、大ゲンカしてたりするから・・・!

もうね、青猫夫婦は喧嘩するの。

介護始まってから、めっちゃ増えたかも。

 

 

反応に困る。

 

 

 

 

 

「どうなんでしょうね・・・。

機嫌の悪い日もあるから、ケンカすることも、ありますよ。

わだかまりの何も無い夫婦なんて、

あまりいないような気もしますよ。」

 

 

 

もう、こんな返答くらいしかできない。

悟っている感じが

乙女どころか、年寄り臭いわ。

 

 

 

実際問題

 

夫は良い所もあるが

青猫と考えの合わない所も、結構ある。

許せないところも、正直ある。

 

 

 

介護でも色々あったからなあ・・・。

 

 

つまるところ

 

 

ワタシの乙女心が減ったのも

原因のような気もするんだ。

 

 

 

介護のイメージ

 

世の中には

 

介護をしている=おばさん(お疲れ気味)

 

というイメージがあると思う。

 

 

 

 

実際に青猫は、おばさんだし

お疲れ気味なんだけどね。

 

 

 

だけど

 

夫の中でも、

 

青猫が介護を始めてから

 

 

どんどん妻(ワタシ)のイメージが

おばさん化したんだろうな

 

とも思う。

 

 

夫に聞くと

「そんなことない!感謝しているよ!」

とか言いそうなんだけど

 

 

なんていうのか、

実際の所、

 

感謝も通り過ぎたと

いいますか。

 

この感覚、介護をしている方で、わかる方は結構おられると思うんだ。

 

 

介護は面倒だから

できるだけ

ワタシに色々やって欲しいんだろうなっていうのが

夫から透けて見えるようになりました。

 

 

 

 

もう、これが

はっきり見える様になったら

ワタシは立派な大人・・・!!

(=乙女じゃない。)

 

 

 

一言でいうと

スレたって感じ。

 

 

 

 

中の乙女が・・・・・!

 

しかし

幸い、これを認識できた今

 

何とかしようと思う。

 

 

かろうじて

 

微量に残っている乙女心を

枯渇させないように

しよう。

 

 

もう、あまり無理はしない。

狭くて汚いオオカミのお腹の中から出よう。

 

 

そして、ピクニックでもしよう。

色褪せた頭巾は、もういらない。

 

 

 

 

この文を端的に表すと「気持ちが盛り下がったから、ゴミ屋敷掃除は今後あんまりしたくない。」ということです。

 

 

 

 

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