義母の退院　老健でブチ切れた

義父の施設の準備をしながら、

義母の退院にも付き添っておりました。

義母の退院日は

要介護認定調査日の次の日でした。

詳細→義母　要介護認定調査　要介護3取得への挑戦

慌ただしい。

義母は、以前にいた老健にお世話になることになりました。

そういや、義母の入院前にいたショートステイに

置いたままの荷物がありましたね。

これは先日、ショートステイの方から連絡があり、

義実家まで車で運んで来てくれたのです。

受け取りのために義実家には行ったけど、

車のない青猫一家ですので、大変助かりました。

義父母がそろって入院している間に

夏は過ぎ去り、季節は秋です。

ワタシは義母の退院と、老健の施設入所に付き添いました。

家で預かっていた義母の秋冬物や、

それに買い足した下着や洋服等を持って行きました。

ちなみに義父母関係の買い物費用は、すべて青猫家の家計から

出しております。

こんな風に、義父母への買物のレシートを透明な袋にツッコんで置いてある。

交通費も結構かかるので、介護記録も一応記録しています。

ちなみに、

これまでかかった金額は数えないようにしています。

あまり高額にならないように工夫して

気をつけておりますが、だんだん増えて行くレシート達・・・。

これまで一度も、

誰からも支払われておりません。

まあ、家計は夫の収入ですので、

仕方ないと思ってます。夫の両親だし。

しかし、青猫としては色々手伝ったあげく、

そのあたりを無視されると面白くは、ありません。

要するに

ワタシのしている労力　

を一番評価してほしい！！

余談だけどこの本、めっちゃ良いです。

健さんの気持ちががじわじわときます。

夫もこの本を読んだはずだけど褒め下手。

読んだだけかよ！！
 

義母は無事に退院しました。

病院から大量の薬と注射等を受け取ります。

老健の施設の方も

迎えに来て下さって退院を手伝って下さいます。

本当にありがたいです。

身内の退院付き添いの仕事は、

主に会計と書類記入です。

病院も施設も、色んな書類に記入しなければいけません。

契約事項と、こちらの意思をはっきりさせるものなので

仕方ないのはわかるんですが、

時間がかかる！！

しかも、介護施設は

同じ施設なのに出入り

するたびに、大量に同じ書類にサインをし直します。

施設側にも事情は色々あるらしい。

今回も老人保健施設の事務所の方から

説明を受けながら、青猫は、

入所の書類にサインをしていたわけです。

ちなみに老健の担当事務の方は女性で

その方に会うのは初めてでした。

サインの後は、今後の予定についても話をします。

老健に入所してから、義母の場合、

途中で一時帰宅しなければいけない時があります。

薬がなくなる時期の兼ね合いを見て、日取りを決めます。

（介護保険には複雑な日数の規定があります。）

義母の一時帰宅は、

老健→通院（薬もらう）→そのまま義実家に戻り、泊まる（大体一泊）

→施設に戻る

という流れになっています。

この付き添いは、夫が付き添うことが多いです。

問題が勃発した。

一時帰宅の説明を受けていた時、

事務員さんから

「今後、一時帰宅中のお荷物を

預かることができなくなりました。」

と、言われてしまったのです・・！

これは困る！青猫家は車がなくてタクシー利用なのに！！

義母の大量の荷物を持ちながら、病院で義母を介助する

ことになる。

「規則が変わったんでしょうか？

一泊だけですし、預かって頂けると

とても助かるのですが・・・・。」

尋ねた青猫に、

事務員さんは

言いずらそうに、返してきた。

「規則は変わっていませんが、

以前にお義母さまの荷物の紛失があったんです。

それで、問題になったものですから・・・」

え？

「お義母さんの何か、なくなったんですか？」

「大切にされていた写真立てが、

なくなったみたいで・・・。」

あ！！

あの写真立てのことだ！！

詳細→写真立てと毒づき Back to the hospital

この誤解を解かないと、行けない。

「あの写真立ては見つかっています。

そちらのせいでは、ないですよ！！」

すかさず言った青猫に

事務員さん、びっくりしている。

「見つかっていたんですか？」

「そうですよ！！それにあの時

義母は、ショートステイでしたよね？

なんでご存じなんですか？」

事務員さんの顔が曇る。

「お嬢さんから電話がありまして・・・・」

義妹か！！！

あのクソ義妹が！！

またクレームを入れやがったな？

「その時、結構な言われ方をされましたか？

されましたよね！？」

「ええ、まあ・・・・・・」

控え目に返事した事務員さん。

予想的中

「何もしないくせに、エラそうに邪魔ばかり・・！

いつもいつも、事情もろくに知らないくせに。

本当、鬱陶しい・・・・。」

心の声では、ありません。

自然に口から出ました。

きれいな事務員さん、ひいています。

「だ、大丈夫ですか？お嫁さん！？」

「すみません。本当に頭にきて！！

夫の妹が失礼なことをして、申し訳ございません！

お世話になっているのに、こんなことで騒ぎ立てて。

写真立てについては、ウチにも連絡が来ていて、

ワタシの所為にされていたので、

義妹がこちらにまでクレームを出していたとは

知りませんでした。」

「あ、そうなんですか。」

「夫も義妹がこちらに電話したことは知らないはずです。

写真立てはすぐに見つかったのに、お知らせもしないなんて

ひどいと思います。

以前、別件で紛失騒ぎがあったので、義妹は過敏になったかも

しれませんが、いつもそんな感じなんです。

詳細→紛失したバッグ

介護放棄をしてるのに、クレームだけは入れるんです！

詳細→義妹の裏切り

もし、今度そんな事が起きたら私達にすぐ報告してくれませんか？

実際、介護にかかわっているのは私達です。

義母の荷物で、本当に大事なものなんて、ありません！

写真なんて、焼き増しできるじゃないですか？

服や物は、買い治せばいいじゃないですか？

もし今後、何かなくなっても、すべてワタシが買い直しますから！！」

きれいな事務員さんが驚いた顔でつぶやいた。

「お嫁さんが、こんなにサッパリした方だったとは・・・！」

ちょっと待ってて下さいと事務所に引っ込む。

しばらくして、戻ってから

「そこまで言って頂けたのなら、一時帰宅の時は荷物を預かります。」

と言って下さった！

ありがたい！

なんかもう、あんな義妹のせいで

ワタシがこんなに謝ることになってしまったけど

気持ちは伝わったらしい。

しかし、ワタシは、恥ずかしい。

世の中には、親を、家で介護している方もいらっしゃる。

積極的に頑張ってる方もいるけど、

ものすごく我慢しながら、耐えている方もいるだろう。

ワタシは、１人で介護できる器の持ち主じゃありません。

育児しているし、今の状態ですら手一杯です。

施設の存在が、どれほどありがたいか！！

お金の問題では、ない。

ワタシはお金を沢山もらっても

義母の介護をしたら、

不幸せになる自信がある。

あの義母だって、身内じゃない方に

直接お世話になっているからこそ

態度も　まだ普通　なのである。

義母と同居したら、互いに性格が

ものすごく悪くなって、

家庭破綻するのが目に見えている。

なのに、

なぜ義妹はそんな強気に

施設へクレームができるのか？

介護に直面していないからだ。

感謝は皆無！

想像力のカケラもない。

愚者決定。

「あたしゃ、情けないよ・・。」

ちびまる子ちゃんのお母さんの常套文句を言いながら、

事務員さんと話を終えた青猫は、

施設の部屋の義母の所に向かう。

ワタシの地雷を踏んだ義母と義妹

一言、言うことがある！！

続く。