前回、病院で大暴れしてくれた義父
もう、いつ何が起こるかわからない状況です・・・。
もちろん、夫にも伝えました。
病院との話し合いのこと、
退院後、保健施設に入ることが
ほぼ絶望的に
なってしまったことを。
「お医者さんが、
『息子さん(夫)が困っている様に見えなかった』
って話していたよ。」
そんなことも、話したのですが・・・・
「俺も困ってるけどなあ・・・・?
俺って、余裕がある風に見えるのかな・・・?」
夫は、
まんざらでもない風につぶやいた。
いや、誉めてないから!!
夫は、義両親の介護が始まっているのに
どこか、
他人事な態度
をカマすことが多い。
正直、格好つけてる場合ではない。
矛盾している様だけど、
青猫は、「恰好良い」ことは好きです。
生き方、ファッション、言葉、スタイル、
色々あるけども、美学があるのはシビれる。
しかし、
全てのジャンルにおいて、
外面だけの恰好良さなんて、
通用しない。
と、思います。
特に、
介護の世界においては、それはけっこう難しい。
慣れも必要だし、困ることも多いからね。
だから、介護においては、
というのが、
私の中で定着した、福祉をお願いする上で、大事な態度である。
どの世界でもそうですが、
色々調べて希望を言わないと、
願いは叶いません。
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財力がある場合は、必死にならなくても良いかもです。
しかし、ウソ等は言ってはいけません。
ちゃんと認めてもらえて、福祉のプロから
手助けを受けられたら、
こんな、ありがたいことはありません。
良い関係も作れたら、話も通じやすい。
だから、
夫よ、
スカさないでくれ。頼む。
そんでもって、ワタシは、義父の施設探しもする。
以前にもご紹介したサイトの中から
いくつか、条件に合うものをピックアップする。
しかし、ぶっちゃけ、あんまりなかったりします。
安くて条件にあった老人施設というのは!!
有料老人ホームではあるが、通える場所にあり、
毎月15万位の価格で、入所金の不要な所があった。
そこが、現実、すぐに入れるところだろう・・
しかし色々調べると、特養でも、良いところを見つけたんだ!!
新しい特養である。
立地的にも、ウチから行きやすそうな所にある。
義母も義父もまだ要介護2だから、
特養は、基本は申し込めないんだけど、
要介護2でも、例外的に特養に入れる場合もあると
ネットで情報を手に入れた。
(たぶん、人気のない特養や、緊急手段の話なんだけど。)
そして、ワタシは、その新しい特養に電話したのである。善は急げ。
電話の応対に出てくれた女性の声は
優しかった。
義両親の状況を話す青猫に、優しい言葉をかけてくれる。
以下はその言葉達である。
「ご両親が二人とも入院中ですか。それは大変そうですね。」
「ただ、うちは要介護3からなので・・。
でも、これから入所者を少しづつ増やすつもりではあるんです。」
「要介護3がとれましたら、ぜひ応募してくださいね。
色々ご事情を伝えて頂けたら、入れる可能性もあります。資料をお送りますね^-^」
なんかね。
電話対応がイイ!!
天使発見!!
(前に別の特養に電話した時は
ひどいもんだった。・・・詳細→ある特養へ電話してみた。)
話を聞いてくれる対応だけで、もう夢中!!
こりゃ、ちょっとしたラブである。
(老人施設対象のラブっていうのはヘンかもだけど、
低予算だと、そんなことすらも運命を感じる。)
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ちなみに特養でも色々あり、
ここの特養は、ユニット式で、とても安いという訳ではありません。
しかし、長い目で見て、
義両親の年金と預金の中で何とかなりそうな金額である。
やはり、夫にも伝える。
「前に電話した特養と随分、対応が違ったんだよ!!
よさそうな所を見つけてしまったよ!!
とりあえず、最終的にはここを目指したい!!」
力説する青猫に、
夫は、
「前の特養と、話してる内容は
そんなに変わんないと思うんだけど・・・。
言い方が良いってことだね。」
というあっけないコメントを返してきた。
あのね・・・・。
言い方が大事なの!!
アナタも!!
夫としては、
「すぐ施設に入れます。」以外の言葉は、
断り文句に聞こえるのだろう。
しかし、
ワタシにとっては、全然違うよ!
それに、
このまだ知れ渡っていない特養を見つけたことを
ほめてくれても良いのですが?
ちなみに、夫は自宅でくつろぐ時間があっても、
介護関係の調べ物は、ほとんどしない。
ってかさ!!自分の親の話のことなのに
丸投げじゃね!?
自分で調べずに上から目線の夫の発言には、
常にガッカリである。
そんな時期に、ケアマネKさんからお電話がかかってきた。
やはり
「お義父さんの老人保健施設の入所は難しいです・・・。」
と、予想通りの答えである。
Kさんも、先日の義父の暴れっぷりを
目の当たりにしたら
断りたくもなるだろう。
色々、中途半端な状態の義父である。
Kさんと、老人ホームについて色々話をする。
とりあえず、有力候補の
有料老人ホームに問い合わせをすることになった。
ちなみ、ここだと空きが少しあるらしい。
ついでに、ワタシは発見した新しい特養の話も
Kさんにしてみる。
ケアマネKさんは、さすがにプロでそこをご存知でした。
そして、
義父母の介護認定の見直しを、Kさんにお願いする。
義父でも、義母でもどっちでもいい!!
とにかく、最初に要介護3を先にとれた方に
そこの特養にエントリーする!!
ダメで、もともと!!とにかくやる!!
それから、すぐに病院からシビアな退院勧告の電話が・・・・!!
義父の病院の看護師さんからである。
夫が義父の病院に行った時に
看護師さんが
「できるだけ早く退院して下さい。」
と伝えたらしい。
夫は看護師さんに
「ムリです。」
とだけ言いおいて帰ってきたらしい。
「ご主人には伝えたんですけども・・・やはり退院は
急いでほしいんです。」
看護師さんから、電話で言われてしまった。
「す、すみません!!
でも、まだ施設が決まっていないので、目処が立たないんです!
施設は決めますので、もう少しよろしくお願い致します!!。」
もう、とにかくお願いする
しかない青猫である・・・・。
・・・正直、病院もどうかとは思う。
だって、話合いの時に、ワタシは困っていることは伝えたのである。
施設探しをすることも。要介護3が欲しいことも。
でも、そんな話もどこ吹く風か、退院しろと言ってきた。
しかし、夫もどうかと思う。
こっちの立場は、弱いのである。
もっと、しっかりお願いしてきてくれよ!!
困った感じで、ちゃんと頼んでよ!!
敵増やしてどーする?
先日の話し合いは、実を結んだとは言い難い。
たぶん、義父は現在進行形で、
病院に迷惑かけている。
そうでなければ、この急な退院の催促はありえない。
要は、
認知症老人は、病院にとっても
お荷物なんだな・・・。
もう、のっぴきならない。
あれこれ吟味するヒマはない。
この分だと入院中の義父が、
要介護認定を受ける暇もなさそうだ・・・・。
ああ、もう!!
どいつもこいつも!!
別に誰も、特段に悪いわけではない。
良さそうな特養も、見つけたし、義父の入れそうな有料老人ホームだってある。
しかし!!
なんかイライラするぞ~~~~~!!