昨年の秋、義両親と旅行に行ったのです。
それが、最初の気づきでした。
旅好きの夫が義両親との旅行を企画しました。
義両親の出身地である四国に連れて行きたい
ので皆でいこうと。
私たち家族も一緒です。
以前もそんな旅に行ったことがあったんですね。
その時は義母だけでしたが。
四国には義母と仲の良い親戚がいます。
その時も仲良く過ごしていたそうです。
うちの家族ですが
子供たちは小学生です。下の子は手のかかる男の子です。
これからの旅行で、
特に足が悪い義父も一緒だと聞き、大変そうなのは想像できました。
でも、夫も親孝行したいはず。
二つ返事で了解しました。
義父母と旅行なんていうのは
ワタシにとっては多少(いや結構)
気を遣うものではありますが、
基本、ワタシは出来るときに出来ることは
した方が良いと思うのです。
そして旅行の当日、
移動は飛行機なので、空港に向かいました。
空港で待ち合わせた義両親もちゃんと来ていました。
いつもよりお洒落をして、待ち合わせよりずいぶん前から待っていたそうです。
飛行機は搭乗まで、けっこう歩くので、義父は空港の車イスです。
夫が押して歩き出しました。
後をついて、私と子供達と義母と歩き出したのですが、
どうにも義母の歩みが遅い。
そして。
「杖を忘れてん」
とおっしゃいます。(~_~;)
な、何!?いつも杖をついて歩いてる人が
今日に限って杖を忘れてきただと!?
ちかくに車いすはナイ
杖を売っていそうな売店もナイ・・・
途中でへたりこむ義母
もっと早くに言ってほしかったなぁ・・・
しかし、時間には余裕がありました。
休み休みしながらやっと搭乗口に着きました。
追いついた夫に
「おかあさんにも車イスが必要だよ!」
と耳打ちします。
「なんで杖を忘れるんだろう・・・」
と夫がつぶやきます。
全くの同感です。
でも杖があったとしても、義母の歩みが
以前よりも
遅くなっています。
確実に体力は落ちています。
距離を歩くには、これから車イスが必要でしょう。
ラウンジで飲み物をのみ、飛行機に搭乗して四国へ。
無事到着。
しかし、ここから発覚した事態があるのでした・・・!
(2)へ続きます。
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