義実家の介護とゴミ屋敷と葛藤と

誉め言葉と余計なひと言 鬼女の生まれる理由

夏のある日、ワタシは義実家の2階で

衣類の整理をしていました。

 

まだまだある洋服山。

 

不必要な衣類をひたすらゴミ袋に突っ込んでいました。

湿気は高く、エアコンもない室内の中で。

ひたすらに。

 

そこに、おなじみのヘルパーさんが作業中2階の部屋に

義父の洗濯物を干しに入ってきました。

 

この方は義実家に一番よく来てくれるヘルパーのTさんです。

ベテランさんで、特にしっかりしている方です。

 

ワタシは毎週、義実家に行き毎回4~5時間程

掃除をしているので、ヘルパーさん方とはよく会います。

 

Tさんは、

ものすごい勢いで、ごみ袋に不要な衣類を突っ込んでいるワタシに

 

「青猫嫁ちゃん、よくやるね・・。」

 

 

と声をかけてきました。

 

考えたら、ヘルパーさんと完全に2人きりになることは

今まで、あまりありませんでした。

 

 

青猫

だって片付けないと足の踏み場がないですよ。

ごみ屋敷だし、あまりにも汚なかったらヘルパーさんに

お願いできないできないし。
ワタシはヘルパーさんを頼るしかないんです。

 

ヘルパーTさん

青猫さんは、ちゃんと介護しているよ!!

うちの事業所で、みんな青猫嫁ちゃんのこと絶賛しているよ。

 

 

そうなの?照れるなあ。

なんか嬉しいこと言ってくれるなあ~。

 

しかし、絶賛といわれるほどのことを

ワタシはしているんだろうか?

 

 

青猫

ワタシは、同居とかできないので・・・。
だから、通っているんですよ。
同居の方が大変でしょう?

 

 

何よりも、義父母との同居を

恐れているワタシである。

 

 

ヘルパーTさん

同居は、また別問題だけどねえ・・・。
でも、こんなに来てくれるお嫁さんは珍しいよ!

 

 

青猫

じゃ、ウチのような環境の場合、皆さんどうしてるんですか?

 

ヘルパーTさん

放って置くヒトが多いね。

青猫

動けない人を放っておくと、死んじゃうじゃないですか?

ヘルパーTさん

私はこの仕事が長いから言い切れるけど

そうゆう人が多いよ。

 

 

遠距離とか親戚がいないとかの事情があるならわかるんだけど・・・・

世間ではワタシの方が少数派ってこと!?

 

 

ヘルパーTさん

青猫嫁ちゃんは子供も小さいし、家も遠いのに

こうゆう義実家にちゃんと通っているのは、本当に珍しいよ。

ちゃんと家事して、義両親の相手をしてあげているしね。とにかく、すごいよ!!

 

 

ほうほう・・・・

 

ワタシの実家や身の回りでは

義実家でも、介護をするのは当たり前の環境であったけど

世間的にはそうでもないのか・・・・。

詳細年上の友達 介護談話

 

どちらにしても、

 

褒められることに少々、飢えていた青猫。

 

これは、

かなり嬉しいぞ!!

 

ヘルパーさん達は、皆さん良い方ばかりなので
青猫は大好きです。

そんなヘルパーさん達は
青猫がしてきたことをおそらく一番ご存知です。
(義父も知っているだろうけど。)

 

最初のひどい有様。
気難しい義父。

大量にある醬油瓶を一緒に洗ったり、
私のまとめたゴミも捨ててもらっていました。

ゴミ屋敷掃除の経緯、時間的にも労力的にもどれだけかかったのか
ヘルパーさん達が一番状況を理解してくれています。

そんな方達に認められて、嬉しくないはずがない。

 

 

家に帰って、晩御飯の後に夫に自慢することにします。

 

「ヘルパーさんから、めっちゃ褒められたんだよ。」

 

 

すると夫が即座に

 

 

「いつも醤油を水道に流してるだけなのになw」

 

 

笑いながら、軽口をたたきやがった。

 

 

 

なんだと!?

 

 

「何いってんだ!?あぁ!?」

 

 

 

まるでヤクザみたいな恫喝が瞬時に喉から出る。

一瞬にして空気が変わる。

 

 

夫が焦った顔になる。

 

「青ちゃん、こんな冗談、流せるようにならないと。」

 

 

そんな問題じゃねえわ。

 

「冗談もクソもあるか!!

ヒトの嬉しい気持ちに水差しやがって!!

そんな言い草、許さないよ!!

たしかに醬油は毎回、流しているよ!

でも、それ以上にきったない

ゴキブリやおしっこの処理をしているワタシには、その冗談は笑えない!!

感謝の気持ちがないから、そんなこと

言えるんだよ!」

 

 

隣室には子供達がいるけど、ここは

我慢ができない。

 

 

「青ちゃんには、迷惑かけていると思っているよ・・・。」

 

青猫

「誰だって、年取るんだから迷惑っていうのとは

ちょっと違うよ!そのうち自分も年取って誰かの世話になるんだろうし。

でも汚いゴミ屋敷掃除なんかは、余計な仕事なんだよ!!

もう介護以前の問題なんだし。

正直、お義父さんお義母さんには、ワタシがゴミ屋敷を掃除するほどの恩は感じていないんだよ!!

もう・・・・ゴミ屋敷なんて・・・・

(今までの汚い記憶が次々、脳内によみがえる)

大迷惑じゃあああああ!!!!」

 

 

夫「やっぱり迷惑なんだ。」

 

 

青猫「あったりまえじゃん!!

血もつながっていないんだから!!

だから、掃除をいっこも手伝わない奴からは、賞賛の言葉以外は聞きたくないわ!!」

 

支離滅裂になりながらも、不満はしっかり言う。

怒り狂うワタシは、手が付けられない。

ワタシは相当ストレスが溜まっていたらしい。

 

ワタシの怒りの琴線に触れてしまった夫。

 

 

ワタシの夫はよく冗談をいう男で、普段はそうゆうところは

嫌いじゃない。

 

 

しかしだ。

今回は無性に腹が立った。

 

 

突き詰めて考えると

 

・夫の親のことなのに他人事
・介護の費用も負担しながら無償でしているのに、あまり感謝もされない理不尽さ。

 

という前からある不満が、再度出てきたものである。

詳細⇒夫婦の揉め事 

詳細⇒義父発狂 修羅の感染

 

夫は言えば、こちらの気持ちや状況を

理解している様子があるのだけど、

時折、こうゆうことで、気持ちの軽さが露呈する。

 

 

結論

大事なのは行動。

それができないのならお金でカバー。

お金がないのなら常に感謝する姿勢が重要。

 

 

 

 

 

理不尽な介護で女は鬼女になる。

ワタシの顔は般若のお面に近くなったはずだ。

 

こんなことは、きっと世間では何でもなくて、

家庭の一主婦が傷ついたってことだけの、

些細なことなんだろう。

 

しかし、

 

言葉の使い様は、
間違えると大変なことになる。

 

 

恐らくワタシは、このことを忘れないだろう。

 

労力と心労を軽く見積もると、恨まれる。

猫ふんじゃった♪では済まされない。

女は、こうゆうことは一生忘れない生き物である。

 

 

だから鬼女や幽霊の話が昔から後を絶たないのである。

 

 

是非,世の男性に

気を付けてもらいたい事項である。

 

 

 

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