義実家の介護とゴミ屋敷と葛藤と

旅行(1) 

昨年の秋、義両親と旅行に行ったのです。

 

それが、最初の気づきでした。

 

旅好きの夫が義両親との旅行を企画しました。

義両親の出身地である四国に連れて行きたい

ので皆でいこうと。

私たち家族も一緒です。

 

 

以前もそんな旅に行ったことがあったんですね。

その時は義母だけでしたが。

 

四国には義母と仲の良い親戚がいます。

その時も仲良く過ごしていたそうです。

 

うちの家族ですが

子供たちは小学生です。下の子は手のかかる男の子です。

 

これからの旅行で、

特に足が悪い義父も一緒だと聞き、大変そうなのは想像できました。

 

でも、夫も親孝行したいはず。

 

二つ返事で了解しました。

 

義父母と旅行なんていうのは

ワタシにとっては多少(いや結構)

気を遣うものではありますが、

基本、ワタシは出来るときに出来ることは

した方が良いと思うのです。

 

 

そして旅行の当日、

移動は飛行機なので、空港に向かいました。

 

空港で待ち合わせた義両親もちゃんと来ていました。

いつもよりお洒落をして、待ち合わせよりずいぶん前から待っていたそうです。

飛行機は搭乗まで、けっこう歩くので、義父は空港の車イスです。

夫が押して歩き出しました。

後をついて、私と子供達と義母と歩き出したのですが、

 

どうにも義母の歩みが遅い。

 

そして。

 

「杖を忘れてん」

 

とおっしゃいます。(~_~;)

 

な、何!?いつも杖をついて歩いてる人が

今日に限って杖を忘れてきただと!?

 

ちかくに車いすはナイ

杖を売っていそうな売店もナイ・・・

 

途中でへたりこむ義母

 

 

もっと早くに言ってほしかったなぁ・・・

 

しかし、時間には余裕がありました。

 

休み休みしながらやっと搭乗口に着きました。

 

 

追いついた夫に

「おかあさんにも車イスが必要だよ!」

と耳打ちします。

 

 

「なんで杖を忘れるんだろう・・・」

と夫がつぶやきます。

 

全くの同感です。

でも杖があったとしても、義母の歩みが

以前よりも

遅くなっています。

 

 

確実に体力は落ちています。

距離を歩くには、これから車イスが必要でしょう。

ラウンジで飲み物をのみ、飛行機に搭乗して四国へ。

 

無事到着。

 

しかし、ここから発覚した事態があるのでした・・・!

(2)へ続きます。

 

 

 

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