暑い毎日です。
夏と言えば、怖い話(怪談、心霊物)の人気が出る季節。
まあ、青猫は、フツーの暮らしをしてきたので、
とりたてて霊感を感じるとか、ドラマチックな
霊体験はあまりございません。
でも、しばらく生きていると
ちょっと不思議なことは
起きたりもします。
そんな話。
大したことはないんだけどね。
実はワタシ、生霊を無意識のうちに
飛ばしてしまうことがあるらしい
のです。
特に顕著だった時は、
結婚前に、とあるブラック企業に勤めていた時。
とにかく忙しい会社で、朝から晩まで働いていました。
職種はというと、製造販売系の会社で総合職として採用されていました。
新卒入社のワタシは、結構マジメに頑張って働いていました。
しかし生来、体力の方は、イマイチなワタシは
どうにも体がついていかず、辛かった。
シフト制の休日は、
家で眠っていることが多かったのです。
ひどい時なんて、夕方まで寝ていました。
顔色も悪く、やつれていた。
(若さでカバーしてたけど、体調を崩していた。)
その会社は毎日、
誰かが働いているシフト勤務の体制だったのですが、
どうやら、青猫は、
寝ている間に会社へ
休日出勤していたらしい。
何のこっちゃ?と思われるでしょうが、
会社の同僚達から、青猫の休日の日の
会社内で目撃証言が続いたのです。
「青ちゃん、休日出勤していたよね!?」
「青ちゃんが階段を上っていったのを見たよ。
追いかけたら、消えていたんだけど?」
「青ちゃんが、事務机に座っていたけど、
気づいたらいなくなっていた。」
等・・・・。
青猫「いや、その日は家で寝ていましたよ。」
皆さん
「ええ!?ウソだよ!
絶対に青ちゃんだったよ!いたよ!」
睡眠中のワタシはよく会社の夢を見ていました。
大抵、ものすごく忙しい夢。
だから寝ても寝ても働いてる様で、疲れがとれませんでした。
生霊のワタシは、ぼうっとしているらしいのですが・・・・
もちろん、私は寝ているだけだから
真実なんてよくわからない。
でも、退社するまで不思議がられていました。
しかし、やけに出てくる目撃証言。
他人の空似とかもあったんだろうけどね。
ワタシは、化け猫になってしまったのか?
こんな現象は、ドッペルゲンガーともいいます。
生霊でもある、もう一人の自分 みたいな。
いっそのこと、自分が2人いたら、
色々仕事を手伝ってもらえて
助かるんだけど、この場合、分散してるだけだから
むしろ効率は悪い。
そんなことで、ワタシは自分の行動を
完全に把握することが
できないでいるのです・・・。
そんな、ワタシ、
このところ、介護で混乱することが起きました。
義父の通院の日に、それは起きました。
通院の付き添いは夫です。
義父の通院は輸血や検査をするので一日仕事。
朝に出かけて、夕方までかかるんですね。
通院のタクシーの手配は、ワタシがしています。
義父がタクシーに乗り込むのには、時間がかかるので
ワタシは最近 福祉タクシーを電話で予約して頼んでいます。
義実家宛てにタクシーを手配して、
義実家まで迎えに行った夫が義父と一緒に病院に向かう形です。
その問題の日、
夫が義実家についたであろう時間に
ワタシの手配した福祉タクシー会社から
家に電話がかかってきました。
タクシー「すいません、お迎えに行ったのですが
家から、誰も出てこないのですが・・・・」
脱線するけど「タクシードライバー」という名前の
お酒があるらしい。美味しいらしい。
青猫
「足の悪い人がいるので、玄関に出るのに手間取っているかもしれません。
もうちょっと待ってもらえますか?」
と、頼みます。
お義父さん、この頃、朝起きれなくなっているし、
夫の話だと病院に行く前に髭をそっていたりして、
用意に時間かかることもあるらしいし。
夫に、電話をするけど出ません・・・・。
福祉タクシーさんから、随分時間がたつので
メーターを倒しても良いかと聞かれ、了承し、
夫に電話をかけ続けるけど出ない。
不安になります。
何か起きたのか!?
夫が義実家に着くのにが遅れているのか?
(電車がたまに事故等でとまることがあります。)
お義父さんが、家の中で具合が悪くなっているとか?
義実家にも電話をかけます。(出ない)
夫にも電話をかけ続ける(出ない)
ああ、もう!!
こんな時、どうしていいかわからない!!
すると、夫からやっと電話が来て、
「どうしたの?病院に着いてるよ」
ええ!?
いきさつを話します。
夫の返事は
「なんで?俺が義実家に着いたら、もうタクシーが前に
停まっていたよ。それに乗ってきたけど・・・・。」
なんてこったい!!
たまたま流しのタクシーが来たってこと!?
しかし、義実家は車の通りのほとんどない住宅街なのです。
朝っぱらから、流しのタクシーが来る可能性は、まずない。
とにかく、待機している福祉タクシー会社には事情を話し、
メーターを倒した分は、振込入金することを約束して帰ってもらいました。
2台来たタクシー・・・・
義父は通院のタクシーを呼んだことはありません。
(耳が遠いので、呼べない というのが正しい)
夫たちが乗って行ったのは、知らないタクシー会社。
待機して、
余計にかかったタクシーメーター代は1600円位。
ひょっとして義母が呼んだのか?
施設にいる義母は携帯電話を持っています。
たまに義実家に電話をかけることがあるらしい。
義父に、タクシーを頼まれた可能性もあります。
しかし、聞いても、
「呼んでへんよ。」
・・・・そうだろうな。いきなり義父の通院のために
施設からわざわざタクシーを手配する様な
面倒見の良い義母ではナイ。
じゃ、やっぱり義父なのか!?
でも、いつもワタシが手配しているのに、
いきなり自分で頼むんだろうか?
疑問のワタシは、夫たちの乗ったタクシー会社に
確認の電話をしてみました。
いきさつを話し、予約がされていたか確認をします。
規模の小さなタクシー会社です。
タクシー会社
「予約ですね。電話は女の人でしたよ。」
女性!?誰なんだ!?
義妹のはずはない。おそらく通院日も知らないだろう。
ご近所の人?
でも、義父は通院でそんなことを、これまで近所に頼んだことはない。
そもそも息子が来て付き添うのだから、こちらに任せっぱなしなんだよね。
最後に思うのは
ワタシなのか・・・!?
天地天明にかけて、意識下のワタシは
そのタクシー会社を知らないし、
電話もしていません。
しかしだ。
もし、無意識下のワタシなら・・・・・!?
ワタシの睡眠中に、生霊のワタシが
タクシーを呼んでいたら・・・・!?
・・・・・・・
真実は今でも闇の中です。
ただ、これだけは言える。
ストレスは、生霊を呼ぶ。
介護とブラック企業は似たようなもんである。
化け猫化した青猫は、ちょっとやそっとの怪談なんぞ、もう平気だよ。
介護の方が恐ろしい。
ブラック企業も恐ろしい。
知らないことが起きるのは恐ろしい
しかも、無駄にした1600円は、
やっぱりワタシの負担なのである!!
一体、だれの責任なのか?
未だに不明のままである・・・・。