青猫、久しく会っていない友達が何人もおります。
子供が産まれてから忙しかったというのもある。
もともとマメな性格でもないし。出不精。
しかし、1人目の猫子が赤ちゃんの時は、
会えていました。
一緒に外出できる赤ちゃんだった。
しかし、2人目の猫太が発達障害児。
ずっと目が離せなくて大変な子だった。
気持ち的に余裕が全然なかったな・・。
実家は遠いし、夫に子供達をたまに預けると
家がエライことになります。
なぜ、夫に預けると数時間で家がひどい有様になるんだろうか・・!?
家じゅうがおもちゃで散らかり、
はたまた床には〇ンチまでが
ついている有様・・・!!
(オムツ変えるのが下手くそ!)
一回で懲りました。
夫は料理上手だけど、片付けはダメ。
義実家の皆さんに、そこは似た模様・・・。
やっと子供達が小学生になったと思ったら
今度は、介護である。
介護が始まり、しばらくした頃、
1人の友達からお手紙をいただきました。
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この手紙のお友達は、以前青猫がアパレルで働いている時に
先輩だった方です。
青猫よりも年上(10才位?)で
とっても素敵な方。
「しばらくぶりに会いませんか?」
丁寧な言葉づかいに心が洗われます。
メールアドレスもご存知なのに、
お手紙とは!!
行くに決まっている!!
ゲンナリするようなことが続いているワタシは、
こうゆうことが必要!!
義実家に行く時とは大違い。
物凄い勢いで会いに行く。
(やればできるじゃん)
会うのは約10年ぶり。
年賀状のやりとりはしているけど、
細かな近況等は知りません。
「お久しぶり!青猫さん」
相変わらず綺麗でおしゃれな彼女です。Iさんという。
街中の彼女の案内してくれた素敵なお店で、
食事をしながら、会わなかった10年間の話をしました。
彼女のお子さんが結婚したこと。
お孫さんが産まれたこと。
若い時に結婚した彼女は
若いおばあちゃんになっていました。
Iさんは、とても楽しそうです。
上品な和食のお店では、ワタシも近況を
軽く話しました。
そのお店を出た時に、
Iさんは、暗い顔になり、
ぽつんと
「40代は介護で明け暮れていたの・・。」
と言いました。
あ、そうか
年代的にそうだよな と思う。
お子さんが高校生位から介護が始まったらしい。
青猫
「ワタシも、介護が始まったんですよ・・・。」
それからは話のできるカフェに行き、
介護の話になります。
ワタシの同年代の友人達で
本格的な介護をしている人はいません。
ワタシの親も元気だし。
介護の話する友達がいなかったので、
嬉しい。
嬉しいっていうのともちょっと違うのかなあ。
話のわかる人が現れた!!
って感じかな。
話すと、やはり
介護の先輩は、色々わかっている!
色んな辛さをわかってる!!
Iさんが介護をしたのは、ご主人のお父上と、自分のお母様、
ご主人の伯母様の3人。
いずれも同居ではなく、通いの介護です。
そして、死後の3人の家の片づけ、処分をしたそうです。
そんな話を静かに話していました。
私は、ちょっと抑え気味です。
オトナの彼女を見習わないと!!
ご主人の伯母様の介護なんて、ちょっと関係が遠いですよね。
伯母さんは独身だったし、病気になったら誰も世話をしないのよ。
なんとなく、主婦の私にまわってきた感じで・・・。
普通しないですよ。
その方とは仲が良かったんですか?
いえ、特には・・・。
むしろ、以前は色々言われていたかも(笑)
なんと、見上げた女性でしょう!!
あまり好きじゃない遠い親戚を介護をするとは。
(押し付ける方もどうかしているけど)
介護の間、Iさんは目の病気をされたそうです。
車の運転ができなくなり、
病気で入院した夫の伯母さんの洗濯と世話をするのに、
電車で週2回、片道2時間近くかけて
何年も通っていたそうです。
片道2時間って!洗濯物運ぶのは大変ですよね!!
周りのご親戚に感謝されましたか?
介護のパイセン(先輩)に、
確認したい点は、そこである。
介護は、たまに夫は手伝ってはくれたの。
亡くなったら親戚達は、「家が残ったから見返りがあったやろ?」
っていうのよ。
そんなの、ほとんどなかったのに。
相続は分けたものを、みんなきっちりうけとっていくの。
私の家は母子家庭だったし、夫の父も、亡くなってから発覚した借金もあったの。留守だった伯母さんのマンションはカビだらけだったし。
そんなものだよ。
ちなみに彼女には、実のお姉さんが一人いるのですが、
この姉はお母様の介護をほとんどしなかったという。
どこかと似た話だ・・・・。
いや、ウチの話か。
姉とは喧嘩したけど全然手伝ってくれなかったな。でも、姉はたまに私に3万円を送ってくるの。それが精いっぱいなんだろうなと思ってあきらめたわ。
この点については、連絡一本、挨拶ひとつ、
ワタシによこさない義妹よりは随分マシだ
とは思う。
青猫も自分の介護事情を話します。
困ってること。悩んでること。
でも、ゴキブリの話なんかはしませんでした。
これは、紅茶のおいしい可愛いカフェの中で、
わざわざ聞かせたい話じゃない。
介護って、頑張ってもむくわれないんですかね・・・。
つぶやいた青猫に
確かに私も辛かったのだけど、おかげで体力はついたのよ。
今はやっと時間ができたから、その体力で、好きなことを思い切りするつもり。青猫さんも、無理しないでね。
介護していたとは思えないほど、生活感のない
綺麗な彼女。
なんてポジティブなんでしょう。
言うことも、精神も本当に美しい。
(どこかのクソ義妹とは大違い!)
彼女は介護のアドバイスをくれました。
同居介護は極力、避けるべきよ。
私は通いでも、実の母を階段から突き落としたくなったことがあったの。
自分が追い込まれるから、よっぽどの関係じゃない限り
通いの介護で済ませるべき。
施設にお世話になると2人だと一ヶ月40万はかかるから、入る時はちゃんと計算するといいよ。
あわわ・・・・こりゃ本音です。
たしかお母様のためにヘルパー資格もとった彼女です。
この方は家事も完璧で、お子様方もちゃんと育っているし、思いやりもある。
そんなIさんでも、介護は辛かったんだな。
お友達の多いIさんの周りには、現在介護をしている方は多いそうです。
「介護の話になると、急に泣き出す子もいて・・・・。」
Iさんの周りでは相当、介護者のお嫁さんの神経がやられているのに、
そのまま同居に追い込まれているパターンも多いらしい・・・。
そんな話を聞くと、こっちも泣きそうになる青猫である。
もっと辛い思いしてる人は、沢山いる・・・。
と実感する。
ワタシの介護はどちらかというと、今の所、
ゴミ屋敷への怒りの方が強い。
Iさんと、お互い長い間、会えなかった事情があった。
私は育児に翻弄されていたし、
彼女も病気や介護に翻弄されていた。
でもワタシは、彼女から
これまで、仕事の事、関西のこと、育児の事、
何かと色々教えてもらって、優しくてしてもらってきました。
話も沢山聞いてもらった。
恵まれている。
優しい先輩に会えて
心から嬉しかった青猫。
辛い事も、水に流したようなIさんの言葉は美しかった。
醜いことや、恨みがましいことも、言ってませんでした。
彼女は、美しい人だと思う。
・・・・・・・
しかし、介護の終わっていない青猫は
まだ美しくは済ませられない!
そうだ!!
物凄い勢いでパソコンを叩く。
執念深いワタシは、全て記録しよう!
知ってもらいたい!!
もし、ワタシが途中で倒れたとしても、
ゴミ屋敷介護記録よ!
地球に残りやがれ!!
それから、青猫が書き出したのは、
このブログじゃったそうな。
最後は、
Iさんの様に美しく語る
のが目標。
なんだけど、まだ終わりそうにない。
しかも、どんどん興奮するもんだから美しさには程遠い。